
『THE MUSIC DAY』Instagramより
9月12日に生放送された大型音楽特番『THE MUSIC DAY~人はなぜ歌うのか?~』(日本テレビ系)での出来事をきっかけに、韓国の男性7人組ヒップホップグループ・BTS(防弾少年団)とジャニーズファンの対立がSNSで表面化している。
BTSは今回、韓国から『THE MUSIC DAY』に出演。アジア圏アーティストとして57年ぶりに全米ビルボード1位を記録した話題の楽曲「Dynamite」を披露し、見事なパフォーマンスを見せた。
だがBTSのメンバーがトーク中に脚を組んでいたことに、ネットで「態度悪すぎ」「嫌なら出なきゃいいのに」といった批判の声が続出。トークを進行していたのは嵐の櫻井翔だったことから、「目上の翔くんに対してあの対応は最低」「櫻井くんをバカにしてるのか」と怒りをあらわにするファンもいた。
一方のBTSファンは「別に態度悪くなんてない」「いつもああいう感じ」「世界ではあれが普通」といった反応が多い。そして論争は、BTSとジャニーズグループのステージについても派生していった。
「BTSの歌唱力、パフォーマンス力はジャニーズとは比べものにならない」「BTSのあとにジャニーズ流すのかわいそう」「ジャニーズ総出でもBTSに負けちゃってる」などと比較するコメントもあり、それに対して「ジャニーズを貶める必要ある?」「どっちもかっこいいでいいじゃん」と反論が繰り広げられるなど、炎上状態だ。
同じようないざこざは、8月26日に放送された『2020 FNS歌謡祭 夏』(フジテレビ系)で、Hey! Say! JUMPとジャニーズWESTの後にBTSがパフォーマンスを披露した際にも起こっており、共演によってファンが揉めがちなようである。
両者ともに日韓の人気アーティストであり、今後も音楽番組などで共演するであろうBTSとジャニーズ。一部のファン同士の対立や議論も、それぞれのグループへの愛情が強いがゆえに起こるものだろう。しかし、それぞれが魅力的であることは事実。何より、アーティスト自身はこのような争いを好みはしないのではないか。