舞台俳優の「またオカマ役」コメントに非難殺到 「ゲイ」「トランスジェンダー」に差し替えも火に油

文=雪代すみれ
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 また、既に言われているとおり、「オカマ」ではなく「ゲイ」と書けば炎上しなかったわけではない。石井氏の最初のコメントには「ゲイの役を見下しているのでは」「性的マイノリティに対する嘲笑的な態度が感じられる」といった指摘もあり、コメントを差し替えたところで”無かったこと”にはならない。

 なお、『ハルシオン・デイズ2020』の公式サイトに掲載されている、差し替え後の石井氏のコメントは以下のとおり。

<『蜘蛛女のキス』というミュージカルでモリーナという愛深きトランスジェンダーを演じたのは10年ほど前だったか。「女言葉や女性としての自然な所作」という設定が難しく、膨大なセリフもなかなか覚えられず、七転八倒の毎日でした。しかし仲間達と絆を重ねあい壁を超えると、女でいたいというモリーナの心が、男の私にも伝わり、生き生きと女を生きられたのだ。今回は哲造というゲイの役。モリーナとは違い、男として男を愛する役ではあるけれど、自分のいつもの言葉とは違うセリフで、難しい役であることは似ていると感じる。けれど今度は最初からうまくいく…気がしている。しかし鴻上さんとは初めまして。「生きる!」というテーマに立ち向かうのはきっと大変な毎日になると思う。でもHalcyon days(穏やかな日々)を少しでも早く迎えられるよう、気を引き締めて挑みたい。>

 正直、最初の石井氏のコメントを見た後では、あまり心に響いてこない。ただ、この文章を書ける人が内部にいるのであれば、差し替え前のコメントを発表する前にストップをかけられなかったのか、と残念だ。

 なお、鴻上氏は<サードステージの代表は僕ですから、すべて僕の責任です。不快な思い、傷ついた方には深くお詫びします。1994年『トランス』書き、ずっとアライでありたいと思っています。本当に申し訳ありませんでした。>とツイートし、謝罪。

 コメントを差し替えるという表面上の対応だけでなく、今後同じような事態を招かないためにどうすべきか、内部で検証してもらいたい。

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