三浦春馬さんドラマ『カネ恋』全4話でどう完結させるのか? 愛すべきキャラクターばかり、あらためて惜しむ声

文=中崎亜衣
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 かくして、玲子と慶太は同じ屋根の下で暮らすことになる。社長である父に昔から信用されていないと言う慶太に、玲子は「ならばお金の勉強をしましょう」とお小遣い帳を渡し、自身の初恋相手・早乙女健(三浦翔平)が行うお金に関する公開講座に連れていく。会社では世捨て人と陰で揶揄される玲子だが、早乙女には熱視線を送りプレゼントも大量に用意するなど散財しているので、慶太は驚く。玲子がなぜ清貧女子になったのかも、今後明かされるのだろう。

 それにしても、玲子にしろ慶太にしろ、また初回でスポットが当たった営業部のエース・板垣純(北村匠海)をはじめとした経理部や営業部の面々も、現実味のない“嫌な奴”に設定されたキャラクターではないところが、『凪のお暇』や同じ枠の前ドラマ『私の家政夫ナギサさん』に通じる。愛すべき登場人物たちで構成されたほのぼのした人間ドラマは、今ひとつのトレンドだ。

 また、三浦さんが演じる慶太は世間の常識から大きくズレた男で、ともすれば嫌味なキャラクターにもなり得るが、天真爛漫な人たらしでどうにも憎めない。第一話では、元カノ・まりあ(星蘭ひとみ)に会いに行き、甘えるシーンで視聴者を悶絶させた。「傷ついた……」とまりあの肩にもたれ、「会いたかったから会えたんだもん」「やっぱり好き」「今夜だけ……」と上目遣いで甘える。この場面はTwitterでも大きな反響を呼び、あらためて三浦さんの不在を惜しむ声が溢れた。

 玲子は慶太にお金の使い方を教えると同時に、甘え上手で素直、かつおもちゃへの愛情溢れる慶太からも大切なことを教わっていくことになるのだろう。だがこの物語を一体どうやって4話で完結させるのか。当初の予定とは大きく変わっているはずの『カネ恋』を、最後まで見届けたい。

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