メルカリで「夜中の自宅訪問」!? 実際にあった怖い話

文=放送作家りん
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Getty Imagesより

 メルカリは、ちょっとしたお小遣いを稼ぎつつ、人生の様々なことが学べるゲームだと思っています。

 世の中にはいろいろな人がいるもので、メルカリの世界も然り。続けていると、いろいろなことが起こるものです。今回は、わたしの身に実際に起こった、ちょっと怖い話!? をお届けします。

もしや夜中に家に来た?

 メルカリで本を購入しました。時間は、お昼前後だったと記憶しています。翌日の早朝、新聞を取りに行くと購入した本が届いていました。

 しかし前日の夜、帰宅時にポストを覗いた時には何も入っていませんでした。

 封筒には、わたしの住所氏名が記されていましたが、切手などは見当たりません。郵便局の局員さんに確認したところ、料金を窓口で払った場合でも経由局のどこかで必ずスタンプが押されたり紙が貼られたりするそうですが、その形跡も見当たりません。

 封筒には、発送先の住所も書かれていましたが、我が家からは車で1時間弱といったところでしょうか。ん? もしや?

 ちなみに「発送しました」という通知は前日の夕方に届いていましたが、速達でもないのに、夕方に発送した郵便物が翌早朝に届くものでしょうか。

 真実はわかりませんが、もしかしたらもしかすると、出品者の方が直接我が家のポストに届けてくれたのかもしれません。しかも、真夜中に。

 Amazon Prime並みのスピードで受け取れてありがたかったのですが、やはり匿名配送の方から買う方が安心だなと感じた瞬間でもありました。

値下げオファーされたのに?

 ある商品を出品したところ、値下げしてほしいとオファーされました。少し迷いましたがオファーを承諾。しかし、商品を購入してくれませんでした。

 ここまでは、メルカリあるあるです。「オファーされたから値下げしたのに買ってくれないんかい!」は、往々にしてあることです。

 数日後、同じ方から再度値下げのオファーがありました。もしかしたら、オファー承諾後24時間以内ではないとオファーした価格で購入できないということを知らなかったのかもしれないと思い、オファーを承諾しました。

 しかし、2度目も商品を購入してくれず……。オファーされる→承諾する→買ってくれないを5回くり返しました。

 プロフィールを見る限り50代の男性のようです。途中からわたしも若干おもしろくなってきてしまったのですが、謎のオファーおじさんの意図はいったい?

 ちなみに現在メルカリでは、「オファーは一部の人のみが利用できる機能』に変更となりました。もしかすると、オファーおじさんが原因なのかどうなのか……真実はメルカリの中の人のみぞ知るですね。

非常にありがたいのですが……

 今年の年始のことです。

 「今年1発目の買い物は〇〇さんからと決めていました!」と商品を買ってくれた方がいました。

 過去にも、わたしが出品した商品を購入してくれたリピーターの方(3度目の購入・アラ還・男性)だったのですが、そんな風に言ってくださる理由が思い当たらず……。

 売れ残っていた商品を購入していただき、非常にありがたい気持ちと不思議な気持ちと若干の恐怖。

 「今年1発目の買い物は、なぜわたしからと決めてくださったのでしょうか?」とは聞けませんでした。

 メルカリでの見ず知らずの人とやりとりは、9割9分何事もなく平穏に終わりますが、時に予想外のことが起こるものです。

 いつ何時、レアキャラに遭遇するかわからない。隠れキャラは敵か? それとも味方か?これもまた、メルカリというゲームの醍醐味なのかもしれません。

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