
人気の抹茶ドリンクを比較!
甘いドリンクが飲みたいとき、ほどよい苦みと甘さを併せ持つ抹茶ドリンクを選択するという人は多いのではないでしょうか。今回は、「ドトールコーヒー」と「スターバックス」の抹茶系ドリンクを徹底比較します!

人気の抹茶ドリンクを比較!
ドトールは基本的に低価格で商品を提供している一方で、新メニューの開発にも余念がないコーヒーチェーン店。今回比較する「タピオカ〜宇治抹茶ミルク〜」も、昨年メニューに追加されたタピオカシリーズから、今年3月に登場した新フレーバーです。

甘いドリンクも人気のスタバ
しかし、スタバも負けていません。コーヒーチェーン店でありながら甘いドリンクメニューにも定評があり、人気商品「フラペチーノ」の季節限定メニューは、毎回SNSで話題になります。今回取り上げる「抹茶 クリーム フラペチーノ®︎」は、そんな「フラペチーノ」シリーズの定番フレーバー。
ドトールとスタバの抹茶ドリンクを比較すると、どんな違いがあるのでしょうか? さっそく見ていきましょう!
ドトール「タピオカ〜宇治抹茶ミルク〜」はすっきり抹茶にタピオカが映える

底には抹茶シロップらしきものが
「タピオカ〜宇治抹茶ミルク〜」のお値段はテイクアウトで450円、店内飲食なら458円。サイズはMのみの展開で、カロリーは1杯あたり289kcalのため、ちょっと小腹が空いたときに最適かもしれません。

味の濃さにムラが出ないように!
下に抹茶シロップが溜まっているため、付属の太めのストローでよくかき混ぜてから、いざ実食!

細かい氷が入っています!
ドリンク部分の抹茶ミルクは甘さ控えめで、ほどよい苦味が活きているように感じられます。また、テクスチャーはさらさらなので、ゴクゴクいけちゃいますね。

イメージが湧きやすいように、お皿に出してみました
飲み進めて行くと、突如タピオカがモゴっと口のなかに入ってきました! 柔らかい輪郭が舌に触れ、噛んでみると食感はもっちもち。平均的なタピオカ以上の弾力があるような気がします。
また、タピオカにもわずかに甘い味つけがされているので、抹茶ミルクと相性抜群! ドリンク部分が控えめに感じられましたが、タピオカの食べ応えを引き立たせるためだったのかもしれません。
スタバ「抹茶クリームフラペチーノ®︎」はシャリシャリ食感が楽しい濃厚抹茶

長年愛される人気商品!
続いてレビューするのは、スタバの「抹茶クリームフラペチーノ®︎」。店頭のメニュー表にはTall以降のサイズしか記載されていませんが、Shortを注文することもできます。今回用意したTallのお値段は490円、カロリーは338kcalです。

カップからはみ出るほどのホイップクリーム
蓋を外してみると、フワフワのホイップクリームがお目見え。指ですくって味を確かめると、濃厚なミルク感がありながら、甘さはかなり控えめでした。

フラペチーノといえばこのクリーム!
付属の細いストローを差して、いただきます! 抹茶はシャーベット状で、シャリシャリとした食感。甘さがほどよく、くどさは感じないのですが、とにかく抹茶が濃い! シャーベットの爽やかさとこの濃密な味わいが両立しうるのか……と驚かずにはいられません。

シャーベット状になっている分、飲み応えがあるように感じます
さらに、ホイップクリームと混ざると美味しさは倍増。上品な味つけながら濃厚な抹茶と、優しくまろやかなホイップクリームが結びついて、至福の大人デザートになっています。
ドトールとスタバの抹茶ドリンク 決め手はタピオカかシャーベットか

見た目も全然違う両ドリンク

右がドトールで、左がスタバ
どちらも、普通の抹茶ドリンク以上に“デザート寄り”の要素があったことは間違いありません。
ですが、“抹茶感”はスタバが一歩リードしていた印象で、それぞれをお皿に落としてみると、その境界線がはっきりわかるほどスタバの抹茶が濃いことがわかります。そのため、濃厚な抹茶を存分に楽しみたいという方にはスタバがおすすめです!

決め手はタピオカとシャーベットどちらを食べたいか
しかしながら、ドトールはタピオカの食べ応えを引き立たせるために、抹茶をさっぱり仕上げているはず。しかも、この2商品はタピオカとシャーベットということで、商品の目指している方向も全く違います。なので、究極のアンサーは「シャーベットを食べたいか、タピオカを食べたいかで選ぶべし」なのかもしれません。