黒柳徹子、結婚や子ども持たなかった半生に「後悔はこれっぽちもない」

文=wezzy編集部
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 私生活に関してはあまり公にする印象がなく、プライベートは秘められている黒柳だが、実はそんなこともない。過去には結婚や恋愛について詳細を語ったこともある。

 2017年9月放送『1周回って知らない話 黒柳徹子に失礼な質問10連発SP』(日本テレビ系)で彼女は、ニューヨークに滞在した際に出会った外国人の男性と40年近くにわたった遠距離恋愛をしていたと明かしている。

 黒柳は38歳の時、自分を見つめ直すために1年間仕事を中断してニューヨークの演劇学校に留学したことがあるが、彼とはその時期に恋仲となったようだ。結婚の話も浮上し、「パリに来てほしい」とも言われたようだが、仕事を優先した黒柳は日本に帰ることになる。それ以降、年に1、2回ほど会う遠距離恋愛を彼が亡くなるまで40年近くにわたって続けていたそうだ。

 そうした人生を彼女が「これっぽっち」も後悔しなかったのは、自分を偽らずに生きることができたからかもしれない。『プロフェッショナル』で黒柳は人生を振り返った感想を、このように話していた。

<私ずっと考えててね。『私、子どもの時と今とで、何か変わってるかな』と思って考えてみたらね。なんかね、子どもの時と同じような感じでね。なんか、『私全然変わんないな』と思って。『昔のままで来ちゃったな、ここまで』って思ってね。
 まあ、勉強したいことは少しはしたりもしましたけど、そんなことは小さいことで。
 本質的な意味で『自分のまんまで来たな』って思ってるんですよね>

 結婚も出産も、したければすればいいし、そうでなければしなくていい。人生において大事なことはそれだけではない。自分を偽らず、無理せずに生きることができれば後悔は生まれないものなのだろう。

 「自分を偽らない」というのは、難しいことだ。自分が本当はどうしたいか、どう感じているのか、どれだけ自覚的でいられるだろうか。「みんな」で足並みを揃えるよう教育され、なんとなく年を重ねれば結婚や出産を経験するものだという「普通」に流され、「本当の自分」などわからなくなる。自分など偽らなければ誰からも愛されない、と思い込んでいる人もいるだろう。

 そうした面からも、黒柳徹子は稀有な存在だ。環境に恵まれ、愛されて生きてきた。それと同時に、受け取った愛を惜しみなく分け与える人でもある。ユニセフでの活動などからも周知の通りだ。彼女の「後悔はこれっぽっちもない」という言葉に、嘘は全くないだろう。

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