堂本剛はパニック障害を治療する時間もなく、心を壊しながら仕事していた…25年前とジャニーズ事務所は変わったか

文=wezzy編集部
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ENDRECHERI『NARALIEN』(ジェイ・ストーム)

 Kinki Kidsの堂本剛が、パーソナリティーを務めるラジオ『Kinki Kidsどんなもんヤ!』(文化放送)で自身が特にパニック障害に苦しんだ10〜20代を「心を壊しながら仕事していた」と振り返った。

 その発言があったのは、9月21日深夜放送回でのこと。ぺこぱのシュウペイなどKinki Kidsファンを公言する芸能人がいてくれることを嬉しく思い、自身の昔の作品を見返すこともあると語っていた。

 しかし、若かった頃の仕事を思い返すと、その胸中は複雑なようだ。

<若かった頃、自分のお仕事してきた環境というか、周りの大人による子どもの僕らに対しての対応とか、いろいろ思い返しながら、昔の自分の作品とか姿とか見たり聞いたりしますけれども>
<なんて言うのかな、あの頃はその環境に順応してそうしていただけという自分もいるし、昔の自分を見て、良い気持ちには、僕個人的にはあんまりならない>

 当時のジャニーズ事務所や、堂本剛が主に活躍していたテレビ業界においては、忙しければ忙しいほど売れっ子の証であり、休みたいなどと言える空気はとてもなかったことだろう。弱さを見せれば落伍者の烙印を押され、干されても仕方がない、そんな時代だった。

 そして、堂本剛は2003年に、過呼吸症候群・パニック障害と闘病中であることを公表している。

 事務所側が病名を公表して休養に踏み切るなどしたわけではない。堂本剛は作家の伊集院静氏との対談のなかで<(体調は)良くはないですけど。まあ、たいしたことはないですね。長いですからね>(2003年7月16日付日刊スポーツ)と話し、この病気とは2003年よりはるか前からの付き合いであると明かしたのだった。

 自著『ココロのはなし』(KADOKAWA)では、精神的な不調は仕事のために家族と離れて上京した15歳の頃に始まり、デビュー後には<死にたい>とすら思っていた時期があったと告白している。

 精神的に不安定な状態の、まだ10代の子どもだった彼に、必要なケアは与えられなかった。前出『Kinki Kidsどんなもんヤ!』ではこのように話していた。

<心も壊しながら、ちゃんと治療する時間もないなかで、ずっと自分を励ましながらやってた部分が多いので。そのなかで、なんとかみなさんに納得いってもらえるものを、その頃の自分なりに頑張っててね。
 『なんなんこいつ?』『なんでこんなんもできへんの?』とか、『なんでこんな態度なん?』とかって当時思われたりとかもあったかもしれないけど、本当に僕のなかでは、ハート限界のなかでいろいろ毎日、日々過ごしてたからっていうのがあるので>

 自分自身のなかではかつての活動に対していろいろと思うところはあるが、当時のKinki Kidsを好きでいてくれた人の思いは素直に嬉しいという堂本剛。

<いろいろなところで、『応援してます』とか、『好きです』とか、まあ、『好きでした』でもいいんですけれども、言っていただけることが、その頃の自分に対して、ちょっと癒やしになる>

 と、ファンに感謝の言葉を述べていた。

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