
ガンバレルーヤInstagramより
9月26日に開催された『キングオブコント2020』に女性芸人の出演はなかったが、今活躍する第7世代には“女性芸人”も多い。4人組で一人が育休中のぼる塾、ガンバレルーヤ、3時のヒロイン、ラランドのサーヤ、納言の薄幸が集結した9月10日放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)は、「女若手芸人2020」と題し、文字通り女性の若手芸人を特集していた。
時代とともに変わりゆく、テレビのお笑い。「女若手芸人2020」は“古い笑い”と“新しい笑い”を対比させながら、正面からそれを扱う回となった。
女性芸人につきまとってきた“古い笑い”といえば、“ブスいじり”だ。ガンバレルーヤのよしこは“古い笑い”を切り拓いてきた先人を尊敬する立場をとり、「最近、『ブス』とか『デブ』とか容姿いじりがダメみたいな流れになっているじゃないですか。私たちは顔一本でここまでやってきたので、それが無くなると私たちはどうやって頑張っていけばいいのか……」と現状の手詰まり感を吐露する。
ぼる塾のあんりも、ブス自虐も好まれない時代になっていると言い、「今って『逆に可愛い』って言う」「『ブス』と言われた返しよりも、『可愛い』って言われた返しを考えなきゃいけない時代になった」と分析。そこで生まれたのが田辺さんの「まあね〜」なのだ。
“新しい笑い”を押し進めるサーヤは、「ブスを売りにする女性芸人も、本当は“ブス”などと罵られ、嘲笑されたくないはずだ」と明言。よしこに、「綺麗って言われたくはないってことですか?」と詰め寄った。
よしこ「綺麗って言われたくは……なくはないです」
サーヤ「言われたいんですよ。本当は、可愛い、綺麗って言われたいんですよ」
よしこ「……私ホントは可愛い、綺麗って言われたいの?」
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