プラススタンド(ミドリ・株式会社デザインフィル)
サイズ・価格
<A6>無罫:605円 (税込)
<A5>無罫:715円 (税込)
<A6>クロス罫:605円 (税込)
<A5>クロス罫:715円 (税込)
ノート、メモ帳というのは、極端な話、書くことができればそれでよいという向きもあるでしょう。しかし、そこは、進化し続ける文房具。書くだけでなく、さらに便利機能がプラスされたものが次々に登場しています。
今回ご紹介する「プラススタンド」もその一つです。
付属のゴムバンドでノートが“自立”する
パッと見たときは、ゴムバンドが付いたごく普通のリングメモ。しかし、このゴムこそが使い勝手を大きく変えるカギ。開かないように止めるだけのものではないのです。
より便利に使うには、まず、裏についているゴムをつかんで…
表紙のはじの切り込みの部分に引っかけます。
引っかけたゴムを使ってノートを広げると、いいバランスでノートが立つ。この“自立”こそが「プラススタンド」の他のノート、メモと違う大きな特徴です。
自立して倒れないかが気になる方もいるかもしれませんが、プラススタンドは表紙と裏がしっかりと分厚い紙になっています。それだけに、立ったときの安定感は抜群。何かにぶつかったり、大きな振動があったりした場合はともかく、普通に使う分にはすぐ倒れてしまう心配はなさそうです。
自立することで広がる活用方法
“自立”できるプラススタンド。この機能があることで、普通のノートよりも広がる活用方法があります。
たとえば、todoリストを書いて、リストを書いたページを開いて立てれば、デスクに座ったとき、すぐにリストが目に入ってきます。おかげで、「次に何をするんだっけ…」のように頭を悩ませることがなくなって、効率化につなげられるはずです。
他にも、お料理やお菓子作りをするとき、レシピを書いて立てておく…なんていう使い方もあり。普通のノートの場合、作り方を確かめる際に手に取って見ないといけないかもしれないところを、プラススタンドなら、立てかける壁などがなくとも立てておけるので、料理する手を止めずにレシピを確認できて、スピーディに作業が進みます。
さらに、デスクに常に置いて伝達用のメモにしたり、カレンダーを書いて卓上カレンダーのように使ったりと、いろいろな活用ができます。
ノートということで、忘れてはならない書き心地にも触れておきましょう。プラススタンドの用紙は、発売元ブランドのミドリ(株式会社デザインフィル)が自社開発したMD用紙。書きやすく裏抜けしにくいということで、文具ファンの間で非常に人気が高いペーパーだけあって、書き心地は良好。特に万年筆で書いたときのサクサクした書き味はまた格別です。
見た目もすっきりとおしゃれなデザインで、普通にノート、メモとして持つだけでも楽しそうなプラススタンド。実際に使ってみたときに、自立するおかげで役に立つ場面がきっとあるはずです。手に入れた方は、ぜひこの便利機能をいろいろと活用してみてほしいと思います。
(田下愛)