
鶏肉を使った人気チェーン2店のバーガーを徹底比較!
ハンバーガーのパティ(お肉)としてポピュラーなものといえば牛肉ですが、大手のチェーン店では鶏肉など、ほかの動物のお肉を使用している商品もラインナップされています。そんな鶏肉のハンバーガーがチェーン毎にどのような特色があるのか、意外と知られていないのではないでしょうか。
そこで今回は、日本国内のハンバーガー業界でトップ2の売上を誇るマクドナルドとモスバーガーの鶏肉ハンバーガーを食べ比べていきたいと思います。

日本で8月末までに2910店舗も展開しているマクドナルド
マックの鶏肉ハンバーガーとして取り上げるのは、レギュラーメニューの「チキンフィレオ」。こちらは鶏むね肉を使用したチキンパティがサンドされている商品です。

国内では8月末時点で1270店舗構えているモスバーガー
対するモスからは、同じくレギュラーメニューの「チキンバーガー」をピックアップ。こちらも鶏むね肉のチキンフライが挟まっているハンバーガーです。
マックの「チキンフィレオ」とモスの「チキンバーガー」、それぞれにどのような特徴があるのでしょうか。さっそく見ていきましょう!
マックの「チキンフィレオ」はジューシーな鶏肉の旨味が堪能できる逸品!

包装紙には鶏のイラストが

バンズから飛び出すほど大きいチキンパティ
「チキンフィレオ」の価格は税込で360円となっており、エネルギーは465kcal。チキンパティのほかに、レタスやマヨネーズとケチャップを混ぜたオーロラソースがサンドされています。

ソースもたっぷり
実際に食べてみると、まずインパクトを受けるのは、オーロラソースの濃厚さとピリッとした辛さ。次にサクサク感のあるチキンパティの衣と、ジューシーな鶏肉の旨味が押し寄せてきます。

かなり分厚くなっています
このチキンパティはバンズからはみ出してしまうほど大きくて厚みがあるのですが、身もぎっしりと詰まっていて食べ応えがあり、かなりの満足感があります。ピリ辛なオーロラソースも食欲を刺激してくれるので、最後まで飽きずに食べられることも嬉しいポイントです。
モスの「チキンバーガー」はチキンフライと野菜の相性が絶妙!

商品名を示すテープが底部に

キャベツとチキンフライがはみ出しています
「チキンバーガー」は税抜269円で、エネルギーは382kcalです。チキンフライとキャベツの上に、タマネギや赤ピーマンなどの野菜がふんだんに使用されたオーロラソースがかけられています。

オーロラソースもたっぷり使用
メインのチキンフライは衣の食感がサクサクで、意外と軽く食べ進められる口当たり。そして鶏肉も衣に負けておらず、一口ごとに鶏の“肉感”が存分に味わえます。

野菜もボリューミーなことがよくわかります
オーロラソースがかかった千切りキャベツは、シャキシャキの食感と瑞々しさで後味を軽くしてくれているのに、しっかり味も立っています。チキンパティ、キャベツ、オーロラソースのバランスが絶妙で、最後で美味しく食べられるハンバーガーになっています。
マックとモスで徹底比較!
まず、価格とエネルギーについてはどちらもマックの「チキンフィレオ」のほうが高い数字となっています。そのため、より低価格ないし低カロリーなハンバーガーを食べたいという場合は、モスの「チキンバーガー」がオススメです。

どちらも大ボリュームのハンバーガー
一方で、どちらが鶏肉を堪能できるかという観点では、サイズや厚みがあるだけでなく身が詰まっている「チキンフィレオ」のほうがジューシーさでは勝ります。味についてはガッツリ系な「チキンフィレオ」と、新鮮な野菜を使用して軽やかな「チキンバーガー」とで方向性が真逆なため、好みに大きく左右されるかと思います。

鶏肉の大きさと厚さは若干マックがリード?
そのため、ガツンと鶏肉を食べたいという方はマックの「チキンフィレオ」が、鶏肉だけでなく野菜も一緒に味わいたいという方は「チキンバーガー」がオススメ。驚くほどに味が違うので、鶏肉好きな方は両方試してみるのも面白いのではないでしょうか。