BLACKPINKジェニーの衣装「CENSORED(検閲された)」の文字は抗議への怒り?

文=wezzy編集部
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ジェニー(BLACKPINK)公式Instagramより

 BLACKPINKのミュージックビデオにおけるナース服問題で、ジェニーが音楽番組にて「CENSORED(検閲された)」と書かれた衣装を着ていたとして、再び物議を醸している。

 まずこの問題を振り返ろう。10月2日に発表されたBLACKPINKの新曲「Lovesick Girls」にて、ジェニーがナースキャップ・ミニスカート・ハイヒールというセクシーなナースのコスプレをしていたことが韓国国内で問題となった。

 5日、韓国の全国保健医療産業労働組合は文書を出し、次のように抗議した。

「看護師は保健医療労働者であり、専門医療人であるのに、該当職業に従事する性別に女性が多いという理由だけで、性的対象化にさらされており、専門性を疑われる侮辱的な描写を受けなければならなかった」
「看護師たちは病院の労働者の中で、最も高い比率で性暴力に露出されている。大衆文化が歪曲された看護師のイメージを繰り返せば繰り返すほど、このような状況はさらに悪化する」

 「Lovesick Girls」でのナース服はAVや性風俗店でのコスプレのように過度に性的な側面を強調されたものであり、ナース服が性的なアイコンとしてエンターテインメントで使用されることが、「看護師にハラスメントしてもよい」との認識を植え付ける危険性があるとの指摘である。

 近年では男性の看護師も増え、ナースキャップ廃止や、スカートではなくズボンをユニフォームにする病院も多い。しかしいまだに、性的なアイコンとしてナース服を使用する例は後を絶たない。大衆文化の表現が看護師に関する誤ったイメージを再生産し続けていることの証左である。

 全国保健医療産業労働組合の声明を受けて、Twitter上では多くのユーザーが同意を示し、「#Stop_Sexualizing_Nurses」「#nurse_is_profession」といったハッシュタグ運動が起きた。

 こうした動きを見て、BLACKPINKの所属事務所・YGエンターテインメントも反応する。YG側は当初、ナースの衣装は<No doctor could help when I’m lovesick>という歌詞を反映しての演出であり特定の意図はないと説明していたが、結局7日に再編集を決定した。

 「ミュージックビデオの長い準備期間でこのような議論を予想していなかった点、重い責任を感じ、深く反省するきっかけにいたします。不快に感じた看護師の方々に深く謝罪申し上げます」とコメントし、「Lovesick Girls」のミュージックビデオはすでに差し替えられたものがYouTubeなどにアップロードされている。

BLACKPINKジェニーは「あなたたちは管理できない」とコメント

 そんななか出演した10日放送の音楽番組『ショー!K-POPの中心』(韓国MBC)にて、BLACKPINKのジェニーは股のあたりに「CENSORED(検閲された)」と大きく書かれたズボンを着ていた。

 同日にジェニーはその衣装を着た写真をInstagramで公開しているのだが、そこには<Yeah we some(口に手を当てて押し黙る人の絵文字)you can’t manage>とのコメントが書き添えられている。これは2日に発売された『THE ALBUM』に収録されている楽曲「Pretty Savage」の歌詞<Yeah we some bitches you can’t manage>からの引用だが、「私たちはあなたが管理できない女の子」といった歌詞をもってきたところから、「CENSORED」の文字は偶然ではなく、意図的なものであることが伺える。

 謝罪とミュージックビデオ差し替えでいったんは決着したナース服騒動だが、ジェニーは納得していないようだ。ここからさらなる議論が必要となるかもしれない。

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