マツコ・デラックス、7本レギュラーでもテレビを「辞めようと」 自然な引退への道

文=wezzy編集部
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マツコ・デラックス公式サイトより

 長年レギュラーとして出演していた『ホンマでっか!? TV』(フジテレビ系)を降板したことで、にわかに“芸能界引退”を噂されているマツコ・デラックス。9月27日放送の『おしゃれイズム』(日本テレビ系)では、「仕事を辞めようと思っている」と直接的な発言も飛び出した。

 そんな中、「女性自身」2020年10月27日号(光文社)では、マツコの所属事務所であるナチュラルエイト社長が事務所をたたむ準備を進めており、今年9月には正社員を個人事業主としての契約に変更し波紋を呼んでいると報道。

 社長はコロナ禍の不景気により事務所の経営も難しくなっていると話し、<タレントたちの仕事も激減しているのはウチも、よその芸能事務所と同じです><この事務所のタレントも若い人は少ないです>として、スタッフたちやタレントらに自ら仕事を開拓して生き延びてもらいたいと明かしている。

 前述のように、同社にはマツコだけでなく、くりぃむしちゅー、有働由美子という強力なタレントがいる。それでも無軌道に事業拡大をせず、いずれ来る終わりを見据えていく方針のようだ。その決断も経営者として真っ当なものと言えるだろう。

 マツコの引退について、社長は<彼女もまもなく50歳になります。いまのキャラのままで、これからずっと将来も、というのはやっぱり難しいです>と、否定せず。社長曰く、マツコはバラエティ番組のMCだけでなく、舞台や日本の食材を世界に広めるといった活動にも興味を持っているそうだ。

マツコ・デラックス「水垢のようにこびり付いてる」と嘆いたテレビの意味探し

 マツコ・デラックスがテレビ出演への意欲低下をうかがわせる発言をする機会は、如実に増えている。

 今年5月放送の『月曜から夜更かし』(日本テレビ系)では、新型コロナウイルスの影響からスタジオにいる関ジャニ∞・村上信五がマツコに電話を繋ぐと、マツコはステイホームに慣れてしまい<もう働くのイヤになってきちゃった><ちょっと私、無理かも。前みたいな生活するの>と愚痴。もちろん冗談半分ではあっただろうが、コロナでの自粛生活によって、マツコはテレビバラエティの存在意義についても考えたようだ。同月、『5時に夢中!』(TOKYO MX)にリモートで出演した際には、<この業界はあれですね、あってもなくても一緒だってことがよくわかりました>と明かしていた。

 コロナの影響だけでなくYouTubeの普及によっても、マツコはテレビというコンテンツに限界を感じ始めているのかもしれない。9月放送の『月曜から夜更かし』では、若手カメラマンからあるYouTubeチャンネルを勧められ視聴し始めたそうで、<年の差をものすごい感じた>と漏らしていた。

 YouTubeを視聴した結果、マツコはたどり着いた結論があるという。

<今のテレビって、意味を探して、意味をひけらかすわりには大したことやってないじゃない。若い子はもっと勢いとか、空気感を見てるのよ>
<もう私たち、水垢のようにこびり付いてるのよ、意味探しが>

 意味のあるコンテンツを作ろうとすること自体がバカバカしいわけではなく、「意味」や内容の充実を求める視聴者だってもちろんいる。だからこそ素人の配信する動画コンテンツだけでなく、金をかけてその道のプロが結集しクリエイトしたNetflixなどのコンテンツも人気を博している。ただ、「意味をひけらかすわりには大したことやってない」という指摘が胸に響いたテレビマンは少なくなかったのではないか。

 なお、マツコ自身もYouTube転身を考えたことはあったというが、<(テレビを)裏切れなかったのよ。でも今、何と思ってると思う? 行っときゃ良かったと思ってるわよ>と軽口を叩いていた。

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