チュートリアル徳井義実『しゃべくり007』にも復帰か 「トイレで不倫しまして」自虐ネタに不安も

文=wezzy編集部
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徳井義実の“自虐ネタ”は通用するか

 ただ、地上波レギュラー復帰で話すネタには注意が必要かもしれない。

 復帰後の徳井義実は頻繁に“自虐ネタ”でリスナーや観客を沸かせている。たとえば、コロナの影響で外出自粛が呼びかけられた時期である4月4日の『キョートリアル!コンニチ的チュートリアル』(KBS京都ラジオ)では、<年明けてしばらくしてから、ちょっと不要な外出は控えましょうみたいになってたけど。俺はもう、去年の秋から(外出自粛を)やってるから>。同月25日放送の同番組でも、コロナ禍で仕事がなくなり収入を心配する福田充徳に<私はもうなくなりましたけど>と返して笑いを誘っていた。

 漫才でも自虐は格好の“つかみのネタ”となっているようで、7月に公演を再開したよしもと祗園花月の舞台に立った際は、<いろいろやらかしまして。いろんなことがあって。自分で説明すると、トイレで不倫しまして>と、アンジャッシュ渡部建の不倫スキャンダルとごちゃまぜにするボケで客席を沸かせていた。

 ラジオや舞台のように彼らのファンが集う空間ではこうした自虐ネタもウケるのだろうが、地上波テレビ、特にゴールデンの時間帯の番組では反感を買いそうだ。前述した通り、ネット上の反応を見る限り、徳井の復帰を快く思っていない層もいる。

 徳井本人のみならず、共演する芸人も徳井のスキャンダルをイジって笑いにしようとするかもしれないが、それによって炎上するリスクは少なからずあるだろう。かといって、神妙な面持ちを貫けば「何のためにバラエティに戻ってきたのか?」となる。何事もなかったようにしれっと元のポジションに収まる、というのはなかなか難しいようだ。

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