岡村隆史の女性・外国人への偏見をSHELLYが注意『バチェロレッテ・ジャパン』

文=wezzy編集部
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 『バチェロレッテ・ジャパン』の冒頭、参加者を一目見た岡村はこう言った。

<『バチェロレッテ・ジャパン』言うてるのに、明らかにジャパンじゃないような人が紛れ込んでましたもんね>

 『バチェロレッテ・ジャパン』には様々な国や地域にルーツをもつ男性が参加している。黄皓さんは中国出身の会社経営者。當間ローズさんは日本・イタリア・ブラジルの血を引く。エバンズ・マラカイさんは両親ともにオーストラリア人だが生まれも育ちも北海道だ。

 『バチェロレッテ・ジャパン』において“多様なアイデンティティーの尊重”は重要なテーマとなっており、それはバチェロレッテの福田萌子さんの人生にも深く関わっている。

 エピソード2でマラカイさんとふたりっきりでデートした福田さんは、自身のアイデンティティーをめぐる葛藤を語った。

 福田さんは沖縄生まれ沖縄育ちだが、両親とも沖縄出身ではない(母は群馬出身で、父は埼玉出身)。そのため、子どものときに周囲から「あなたはウチナーンチュ(沖縄の人)ではない」と言われ、自分のアイデンティティーに悩んだことがあるのだという。

 『バチェロレッテ・ジャパン』の「ジャパン」とは何か。この場合、日本語で会話する人々の恋愛リアリティ・ショーで、日本のテレビで活躍するタレントたちをスタジオMCに起用し、主に日本市場に向けて制作・PRしている番組ということだろう。日本市場の受け手を想定して作られているものに対する、「明らかにジャパンじゃないような人が出演しているのに……」という岡村の発想は、「日本人に見えない人」のアイデンティティーを揺るがす偏見に他ならない。

SHELLY「岡村さんちょっとね、国籍で見過ぎ」

 中国出身の黄皓さんに対する岡村の発言を、SHELLYがたしなめる場面もあった。

 黄皓さんは自信家なキャラクターで、他の男性が福田さんとのデート権を得ても「高みの見物ですよ」と言うなど常に余裕のある態度を崩さない。

 エピソード2で、そんな黄皓さんの自信がどこから来るのかについてスタジオで話すくだりがあったのだが、そこで岡村は<突き詰めたら、『中華(料理が)一番旨いやろ』っていうさ>と、中国籍であることに由来することを示唆し、SHELLYが<岡村さんちょっとね、国籍で見過ぎ>とたしなめたのだ。

 SHELLYはさらに言葉を続けた。

 エピソード1にて、マラカイさんは福田さんと初顔合わせした際に<外見で判断しないで、中身を知ってもらえたら>と言葉を添えながら、「NEVER JUDGE A BOOK BY ITS COVER」(本を表紙で判断しないで)と表紙に書かれたノートをプレゼントしたが、SHELLYはこのときのことを振り返って、<マラカイさんのあの本とか『それやめてね』っていう本だから。『そういう目で見ないでね』っていう本だから。それ、私たちも受け取りましょう>と、岡村を注意していた。

 『バチェロレッテ・ジャパン』を通して、岡村は地上波テレビバラエティの中で培ってきたものをアップデートし、彼自身の価値観を変える様々な新しい見方を「受け取る」のかもしれない。

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