
嵐Instagramより
嵐の無観客配信ライブ『アラフェス 2020 at 国立競技場』に、ジャニーズJr.や「美 少年」の参加が発表され、ファンの間で物議を醸している。
11月3日、デビュー21年目の記念日に7年ぶりとなる『アラフェス』を開催する嵐。13日から14日に渡り、嵐の後輩であるジャニーズJr.や「美 少年」が参加することが発表された。
この発表に一部の嵐ファンが、「アラフェスだけは5人でやってほしかった」「嵐さんとの最後のライブかもしれないのに邪魔したら許さない」と怒りを表明しているのだ。
『アラフェス』はこれまで二度開催されており、過去の公演は嵐メンバーのみが出演。“嵐とファンの皆さんで作るお祭り”と謳っているため、嵐以外の参加を快く思わないファンもいるようだ。
8月にもこれと似たようなことがあった。ジャニーズJr.のみが出演する生配信ライブ『Johnny’s World Happy LIVE with YOU Jr.祭り』に、Snow ManのラウールとSixtonesの京本大我がサプライズ出演した時のことだ。
ほんの少し前までJr.だったが、すでにデビューしたグループのメンバーである彼らの登場に、一部のJr.ファンが「Jr.祭りなのになんでデビュー組が出るの?」と激怒。こうした批判を受けて、ラウールは有料ブログで<邪魔でした。みたいな空気は普通に傷つくんでやめてください>とつづったが、これが火に油を注ぐことになり、「生意気」「Jr.ファンの気持ち考えて」などとバッシングが過熱した。
ただ、嵐の場合は事前告知でありサプライズではない。今回アラフェスに出演する「美 少年」は、嵐メンバーとつながりの深いグループでもある。
嵐の後継グループをめぐって紛糾したキンプリとJUMP
嵐の櫻井翔は自身と同じ“慶應ボーイ”である美 少年の那須雄登を可愛がっており、プライベートでも親交が深い。また、佐藤龍我は相葉雅紀の大ファンとして知られ、金指一世や浮所飛貴は松本潤に憧れている。さらに、昨年8月にアメリカのロサンゼルスで開催された日系人イベント「二世週日本祭」に「美 少年」が出演した際には、松本も現地に駆け付けて彼らにアドバイスしていたという。
ファンのみならず嵐にとっても、活動休止前の「アラフェス」は大きな意味を持っていることだろう。そこに、かねてより寵愛していた「美 少年」を参加させるということは、事務所の思惑以上に嵐なりの狙いがあってのことなのかもしれない。
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