
2大コーヒーチェーン店のチーズケーキを比較!
年を重ねるにつれて、生クリームがたっぷり使われているケーキは重く感じてしまうことも増えてきましたが、さっぱりしたチーズケーキならペロっと食べられちゃいますよね。今回は「ドトールコーヒー」と「スターバックスコーヒー」のチーズケーキを比較します!

黄色と黒のロゴが目印!
「ドトールコーヒー」からは、「ベイクドイチーズケーキ」を紹介。「2層のチーズケーキ」が2019年10月にリニューアルされて登場した、比較的新しいメニューとなっています。

コーヒーチェーン界において、店舗数ナンバーワン!
かたや「スターバックスコーヒー」からは、「ニューヨークチーズケーキ」をピックアップ。アップデートを重ねながら、長年ファンに愛されている商品です。
ドトールとスタバ、日本を代表する2大コーヒーチェーンの看板を背負ったチーズケーキにはどんな違いがあるのでしょうか。テイクアウトで注文した2品の特徴を、さっそく紹介していきましょう!
ドトールの「ベイクドチーズケーキ」はふんわり爽やかな口当たり!

優しい焼き色が特徴
「ベイクドチーズケーキ」は北海道産のクリームチーズそのものの味を主役に持っていけるように、シンプルなつくりにしているとのこと。テイクアウトで410円、店内飲食なら418円で販売されています。カロリーは1個あたり335kcal。

柔らかさにビックリ!
お皿に移す際にケーキに触れてみると、かなり柔らかく、軽い! 優しく取り扱わないと、崩れてしまいそうなほどです。顔を近づけてみると、チーズらしいツンとした香りが鼻を刺しました。

フォークを入れてみても、やはり柔らか
一口いただくと、なめらかな舌触りが感じられました! 全体的に甘さはかなり控えめで、酸味が強く爽やかにまとまっています。それでいて、チーズの風味は超濃厚。

底面にはクッキー生地が!
底面にはクランベリーとクルミ入りのクッキー生地が敷かれています。このクランベリーの食感とフルーティーな風味が濃厚なチーズケーキ全体のアクセント的な役割を担いつつ、スッキリ感を後押ししています。
スタバ「ニューヨークチーズケーキ」はずっしり甘めで食べ応えも満点!

吸い込まれそうなほど魅力的な焼き色…!
厳選されたクリームチーズを使用しているという「ニューヨークチーズケーキ」は、1個420円でレジ横に並んでいます。カロリーは414kcalと、なかなかのボリュームがあるようです。

このグラデーションにもこだわりがあるのだとか
お皿に移そうと手で持ち上げてみると、重厚感のある見た目通り、ズッシリとした重みが。ほんのり甘い香りが感じられ、酸味よりも甘みを押し出したチーズケーキなのかな? という印象を抱きます。

フォークを入れた感じは、少し硬め?
実際に食べてみると、やはりかなりしっとりしています。しかも、チーズ部分の密度がとても高いので、舌に沈んでいくような口どけが味わえます……! また、全体的には甘くて優しい味にまとまっているのですが、どこからか塩のようなスマートなアクセントも感じられました。

わずかな塩分が効いています!
塩味の秘密は底面のクラムにあり! 分厚く敷き詰められているクラムに含まれるわずかな塩分が、ケーキの甘さを引き立てつつもスッキリとした後味にしていて、さらにザクザクとした食感のおかげで食べ応えもバッチリ。改良に改良を重ねてたどりついた黄金バランスなのでしょう!
2大チェーンのチーズケーキを徹底比較! ふんわり爽やかかずっしり甘めか

ふたつの商品にはどんな差があったのでしょうか?
ドトールの「ベイクドチーズケーキ」は酸味が効いて爽やか、スタバの「ニューヨークチーズケーキ」は優しくまろやかと、ふたつの商品は味に大きな違いがありました。ですが、それ以上に違いが感じられたのが、ケーキ自体の“質感”でした。

右がドトール・左がスタバ
「ベイクドチーズケーキ」がふわっと柔らかいのに対して、「ニューヨークチーズケーキ」はしっかり固めだと感じられました。この質感の違いは、ケーキの側面からもよくわかります。
右の「ベイクドチーズケーキ」は表面に凹凸が多く、ふんわり焼かれている感があります。一方、左の「ニューヨークチーズケーキ」は凹凸が少なく、じっくりと加熱されてチーズが凝縮されたような印象を受けました。

底面にも高密度か、フワフワかが現れている?
爽やかで軽い味わいのチーズケーキがお好きな方にはドトール、甘くズッシリとしたチーズケーキがお好きな方はスタバがオススメです!