
ベガルタ仙台公式webサイトより
サッカーJ1のベガルタ仙台に所属する道渕諒平選手が、元交際相手の女性へのDVで逮捕されていたと「FLASH」(光文社)が報じている。
記事では、道渕選手が今年8月9日、交際していた女性の顔を踏みつけたり、彼女の胸の上に正座したり、首を絞めるなどしながら罵声を浴びせ続けたと伝えられている。暴行を受けた女性は警察に通報した上で被害届を提出し、道渕選手は9月7日に傷害罪の容疑で逮捕された。
道渕選手はこの女性に対して日常的に暴力をふるっており、道渕選手と女性の共通の知人が<彼女の体は、あざだらけでした。胸倉を掴まれ投げ飛ばされたり、首を絞められたり……。山の中で車から降ろされ、置き去りにされたことも>と証言。また、ビデオ通話中に道渕選手が自分に包丁を突きつけ、<俺の気持ちを踏みにじりやがって! 死んでやるから見てろよ、一生後悔しつづけろ!>と女性を3時間罵り続けたこともあったという。
ひどい話はこれだけではない。元交際相手の女性はタレントとして活動しているが、道渕選手が逮捕された件で<関係者に“迷惑”をかけた>として出演番組を降板させられた。しかも、道渕選手に裁判を受けてほしいと考えていた彼女の意思とは関係なく、揉め事を嫌がる所属事務所の意向で示談にさせられたというのだ。その上、9月いっぱいで所属事務所との契約は解除になった。
交際相手の女性に度重なる暴行を加えていた道渕選手。ネットでは「凄惨すぎる」「単なるDV事件ではなく、殺人未遂事件」と驚きの声が上がった。強靭なフィジカルに定評のあった道渕選手が胸の上で正座したり、首を絞めたりという暴力を繰り返していたことは、一歩間違えれば女性の命を落とす可能性さえあったのではないか。
この事件報道を受け、道渕選手が所属しているベガルタ仙台への批判と失望も膨れ上がっている。ベガルタ仙台は道渕選手の逮捕後も事件を公表することなく、彼を試合に出場させていたためだ。ベガルタ仙台はこの事件について把握しているとしつつ、<「同選手から『二度と同様の行為をしない』との誓約書を取り、重い処分を科したうえで活動を継続させております」>と説明していたのである。
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