『鬼滅の刃』実写化するなら…の安易な予想に鬼滅ファンが猛反対する理由

文=田口るい
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 漫画やアニメの実写化作品では、ストーリーや登場人物の設定が変更されることも多いため、「原作の世界観を壊さないで」と訴えるファンは少なくない。そもそも漫画やアニメのキャラクターを生身の人間である俳優や女優が演じること自体に「無理がある」との見方も強い。実際、漫画やアニメならではの良さを三次元で再現することはかなり難しく、中には“実写化”をうたいながら原作をまるで無視した作品や、予算をかけたわりに陳腐な出来で顰蹙を買うケースも。

 一方で、大ヒットにつながることも珍しくはない。実写映画の『るろうに剣心』『キングダム』は後者で、続編を何本も制作するドル箱コンテンツになった。こうしたコンテンツを作ることは映画業界の至上命題であり、ビジネスとしてやらない理由が見当たらないというのが業界的な本音だろう。

 となると、原作ファンには悲報かもしれないが、『鬼滅の刃』の実写映画化も十分あり得る。ただ、今回「実写化するなら…」で名前の上がったような役者たちは全員20代で、10代半ばの少年たちを演じるのは無理がありそうだ。

 『鬼滅の刃』と同じく「週刊少年ジャンプ」のヒット作で12月に実写化映画の公開を控えている『約束のネバーランド』は、11歳の少女が主人公だが、実写映画では設定を変更して浜辺美波が演じている。このポスタービジュアルや予告映像が解禁されると「コスプレ」「ギャグにしか見えない」と落胆の声が相次ぎ、公開前から大コケが心配されている。何でもかんでも実写化すれば良いというものではない。

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