キャンパスダイアリー マンスリー・スタンダードタイプ(コクヨ)※写真はA5 ブルー
価格 ※すべて税抜
セミB5:500円
A5::450円
B6:430円
A6:400円
手帳を選ぶときのこだわりは人それぞれ。いろいろ書きたいので、たくさんのページや機能が詰まったものが欲しいという人もいれば、重たい手帳は持ちたくないので、最低限のものだけ入った薄い簡素なタイプがいいという人もいるでしょう。
今回は、薄くて楽に持てる手帳を使いたい人に、最もおすすめといっていいスケジュール帳「キャンパスダイアリー マンスリー・スタンダードタイプ」をご紹介します。
キャンパスノートそのままの形。中身は必要最低限
1975年の発売以来、ノートの大定番として愛され続けているコクヨのキャンパスノート。
キャンパスダイアリー、いろいろと種類があるのですが、スタンダードなタイプは、キャンパスノートの兄弟?と思ってしまうかのような見た目や厚みで、キャンパスノートとよく似た形のスケジュールノートになっています。
キャンパスダイアリーのマンスリー・スタンダードタイプ、中身を開くと、まず出てくるのは、年間カレンダーと年度計画表。

キャンパスダイアリーの年度計画表
年度計画表は日曜や祝日が薄いピンクで色付けされていて、1年間のお休みの日が見開きでパッと把握できるのが便利。六曜も見やすいはっきりした字になっていて、大安吉日を調べたいときなどに役立ちそうです。
続いてマンスリーページですが、月曜始まりのブロックは、かなり大きくて記入がしやすそう。左はじにはリストなどを書けるライン付きスペースがあるので、ここでその月のタスク管理などができます。
ブロックの週末部分、土曜日は青、日曜日は赤になっています。このはっきり目立つ色分けのおかげで、マンスリーがより見やすい仕様に。右下には、前の月と次の月のカレンダーもついています。
マンスリーページが終わると、後は横罫のノート部分ですが、こちらが33ページと、見た目の薄さ、軽さに反して意外と枚数が多かった。たくさん書きたいという人でなければ、手帳に付随するメモとして十分なページ数かと思われます。
このように、中身は1年間のスケジュール帳に必要な最低限のものだけになっているキャンパスダイアリー。手帳によく入っている電車の路線図や連絡先リストなどはありませんが、見やすくて書きやすい大きなマンスリーをはじめ、手帳のおもな役割である予定管理の機能部分は、簡潔でありながら非常にしっかりしています。
手軽に使える手帳の筆頭株
現在の日本の手帳市場は本当に充実していて、たくさん書けるもの、スケジュールだけでなくウィッシュリストなど細かいいろいろなことが書けるページを揃えたものなど、さまざまなタイプが出てきています。ただ、いろいろな機能を兼ね備えてたくさん書ける手帳というのは、魅力的ではあるものの、一方、しっかりたくさん書かないと……と、使う際に若干プレッシャーを感じてしまうときもないとはいえません。
その点、キャンパスダイアリーのスタンダードなタイプは、基本スケジュール管理機能とノート部分だけなので、あれこれ書かないといけないという圧を感じることはなく、どちらかというと、予定も書けるノート、といった感覚で気軽に使えるはず。非常に薄くて軽いので、持ち歩くときに負担になることもなく、値段もマンスリー・スタンダードタイプで400円台からと、手帳としては比較的安めの価格になっています。
この中身、携帯しやすさ、価格など、あらゆる方位で気軽に使いやすいものが多いことが、キャンパスダイアリーの何よりの魅力。分厚い手帳は重たいから使いたくない、たくさんの機能は必要なくカレンダーとメモできるノートがある程度あればいいといった人にはまさにうってつけの手帳です。
キャンパスダイアリー、実は種類も豊富で、今回おもに紹介したマンスリー・スタンダードタイプ以外に、マンスリーやノート部分が方眼罫になったタイプや、ウィークリータイプ、卓上カレンダーとしても使えるものなども揃っています。なので、気になった人は、ぜひ、お店でシリーズのものをいろいろ手に取って、自分に合ったものを選んでみてください。
(田下愛)