ハイブリッドデュアルメタリック(ぺんてる)
価格:165円(税込)
※写真はオーシャングリーン、ブロッサムピンク。いずれも2020年発売。
ノートや手帳に書くとき、つい色付けしたくなるときがあります。それは、大事なことだから強調しておきたい、忘れたくないということもありますが、それだけでなく、きれいな色で紙面をカラフルにして自分のテンションを上げたいというときもあるはず。
この気分を上げたいときにぴったりの華やかな筆記具を今回はご紹介しましょう。キラキラ光るラメカラーが印象的なボールペン「ハイブリッドデュアルメタリック」です。
ラメ顔料でキラキラした輝きを放つ
ハイブリッドデュアルメタリックは、もともとは海外でグリーティングカード用のペンとして2016年に発売されたもの。日本でも2017年以降、毎年秋に限定販売されています。
2020年は、淡くきらめく「くすみパステル調」の7色が登場。これまでの製品は染料1色+ラメ顔料1色でしたが、2020年の製品はさらにラメを1色追加し、より複雑なキラキラ感を楽しめるようになりました。
ハイブリッドデュアルメタリックで実際に書いてみたところ、インクフローはすこぶるよく鮮やかな色合い。そして、よく見るとインクにキラキラした輝きが散りばめられているのがわかります。このペンのインクは見る角度によって色が変わる仕様ということで、見方によってはよりいっそう輝きが際立つときなどもあるので、書いた後にいろいろ角度を変えて文字を見てみるのも楽しいです。
書く紙によって色が変化する
ハイブリッドデュアルメタリックには、一つ忘れてはならない特徴があります。それは、白い紙と黒い紙でインクの色が大きく変わること。
グリーンとピンクのペンで黒い紙に書くと、それぞれラメ感はあるものの、白い紙に書くときとは全く違うカラー。筆者は最初に使ったときに予想外の色が出てきたのでかなり驚きましたが、1本でこれだけ違う色とキラキラ感を楽しめるのは、なんとも贅沢な仕様。黒い紙の上でメタリックな輝きがより映える感じもあるので、このペンを持った人は、あえて黒紙を使って書きたくなるときもきっとあるでしょう。
華やかな色で手帳やグリーティングを楽しく
ハイブリッドデュアルメタリックの使い方ですが、たとえば、スケジュール帳で予定やタスクにラインを引けば、鮮やかな色合いでしっかりと目立たせて記憶に残すことができます。事務的な用事には青や緑などクールな色、楽しいことには華やかなピンク…といった使い分けもよいでしょう。
また、もともとグリーティングのための筆記具として発売されたものなので、お祝いのメッセージカードにはまさにぴったり。バースデーカードやクリスマスカードなどを書くときにこちらを使えば、そのキラキラ感でより盛り上げることができます。
日常で使うボールペン、黒や青などの普段使いしやすいカラーがあれば、困ることはおそらくないでしょう。しかし、それだけではちょっと物足りないときも。華やかな色で書いて楽しくなれたり、お祝いの言葉をカラフルな文字で贈ってより喜んでもらえたりする場合もきっとあるはずです。ハイブリッドデュアルメタリックはそんなときに使ってほしい1本。この鮮やかさとキラキラ感をぜひ手に取って楽しんでみてください。
(田下愛)