
「極主夫道」公式Twitterより
笑えるドラマだと評判の『極主夫道』(日本テレビ系)が数字も好調です。第一話、二話とも二桁の大台に乗り、SNSの評判も上々。やはり日曜夜22時半〜の時間帯は、遅い時間にもかかわらず、子どもにもウケるようなギャグありのコメディが鉄板だと再確認です。アツも爆笑しているという『極主夫道』の魅力は?
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皆さん、ごきげんよう。アツこと秘密のアツコちゃんです!
コロナだインフルエンザだと暗いニュースばかりが溢れている昨今。日本政府による経済政策として肝入りで始まった『Go Toキャンペーン』で、国土交通省所轄の『Go To トラベル』もいつの間にか『Go Toトラブル』になってしまっていて、何だかなぁな今日この頃。
こんな時は……エンタメの力で気分を持ち上げるしかない! 今一番のおすすめは断然、ゲラゲラ笑えちゃう玉木宏さん主演のドラマ『極主夫道』(日本テレビ系)よね!
おおのこうすけさん原作の大人気コミックを実写化したこのドラマ。裏社会で数々の伝説を残した最強で最凶の極道・龍が極道から足を洗い、新たに選んだ道が何と専業主婦で。家事力の高すぎる元極道が筋を通し、世の中と仁義を斬りまくるめちゃくちゃ笑える人情痛快劇なのよ。
そのスーパー専業主夫・龍を演じるのが玉木さん。玉木さんと言えば春ドラマだったけど、夏に放送された主演ドラマ『竜の道 二つの顔の復讐者』(フジテレビ系)が記憶に新しいし、低いトーンでよく通る渋い声が印象的だし、端正で細マッチョな容姿通りワイルドでカッコイイ役がやっぱり似合うじゃない? それが、同じワイルドでも元極道って。
コワモテなのに家事全般が得意で、眼光鋭くサングラスに顎ヒゲとちょいワルなイメージを醸しつつも、主夫だから常に可愛いエプロン着用なのよ。その大いなるギャップについ「可愛い〜」って言いたくなっちゃうんだから。
ある時、スタジオで偶然、エプロン姿のコワモテ玉木さんとすれ違って、アツも一緒にいた編集マンも二度見しちゃったもの。「えっ、まさか今の……玉木宏だった?」って。
元極道のささやかでとんでもない日常
極道から足を洗った龍(玉木)は、妻の美久(川口春奈)と娘・向日葵(白鳥玉季)との三人暮らし。実の娘ではないけれどしっかり者の向日葵のことは「俺の大切な家族や。絶対に守ったる」が龍の信条。デザイナーとして忙しく働く美久が苦手な家事を全て引き受け、家族に限りない愛情を降り注ぐ龍。それなりに楽しく幸せに暮らしていた龍の元に、かつての舎弟・雅(志尊淳)がやってきて……というストーリー。
雅に「何で主夫なんて」「組に戻ってくれ」と懇願されても、いっさい首を縦には振らない龍。でも義理人情に厚い彼は組の揉め事を知って、いつも手中にある主婦の必需品“クーポン券”を手に乗り込んでいくなど、何だかしっちゃかめっちゃかだけど、熱い男たちのささやかでとんでもない日常が面白すぎるのよ。
スタッフも「こんな玉木さんは見たことないと思います。よく引き受けてくださったなと(笑)。何事にも全力で挑んでくれる玉木さんには感謝しかありません。家族みんなで見て笑っていただけると嬉しいです」とニッコリ。
さてその玉木さんは、まずタイトルを見て「インパクトがあってびっくりした」そう。実際、演じるにあたって「 何だか凄い世界に入り込んでしまったなと言う感じがして」二度目のびっくり体験を。でも演じる龍は「バカ正直にただただ真っ直ぐに生きている不器用な男。こうなったら自分も真っ直ぐに熱く演じるしかないと思った」そうなの。
メリハリの効いた笑わせる演技、ジーンとさせる場面が次々と繰り出され、もうそれを見ているだけでパワーが貰えちゃう感じ。玉木さんっていつどんな時に会っても余裕があるというのか、とってもフラットで優しい人なのよね。デビュー当時からインタビューさせてもらっているけど、全然ブレないしね。今回も現場を大きな愛で包み込んでいる感じ。
妻役の春奈ちゃんも自由奔放で愛されキャラなんだけど、玉木さんは「春奈ちゃんとは7年ぶりの共演かな。明るくて天真爛漫な美久にピッタリだと思った」そうで、春奈ちゃんも「ありがとうございます。龍と美久のコミカルなやりとりは玉木さんとだからできること。龍は一本気な人で、家族のためなら躊躇せず何でもやれるところが愛に溢れていて素敵だなと思って。美久も一生懸命な女性。私なりに精一杯、演じます」と頼もしいコメント。
だけど後でこっそり「私自身、料理がそんなに得意じゃないので、龍みたいなダンナさんがいたら助かる奥さんもいっぱいいるんじゃないかな」って本音をポロリ。まぁ春奈ちゃんも自粛期間中はお料理を勉強したそうなんだけど、「でも結局、自粛期間中は原作を何度も読み返して楽しんじゃってた」んですって。春奈ちゃんもすっかり美しい女性になっちゃったけど、相変わらず明るくて素直な子。現場はほっこりムードいっぱいで楽しそうだったわ。
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