タカラトミーTwitterの暴走に『アメトーーク!』ロリコン発言、子どもの性被害を軽視?

文=wezzy編集部
【この記事のキーワード】

タカラトミー「リカちゃんの個人情報」「またシャバの空気が吸いたいよぉ」

 2つ目は玩具メーカー「タカラトミー」のTwitter投稿だ。タカラトミーの公式Twitterは10月21日、「#個人情報を勝手に暴露します」というハッシュタグをつけて、<(とある筋から入手した、某小学5年生の女の子の個人情報を暴露しちゃいますね…!)>との文章と共に、人形玩具・リカちゃんの誕生日や体重・身長、「リカちゃん電話」の番号を投稿。<久しぶりに電話したら、昨日の夜はクリームシチュー食べたって教えてくれました。こんなおじさんにも優しくしてくれるリカちゃん…>と連投した。

 先の投稿が「子どもの人権を軽んじている」と批判的に拡散されると、過去にもタカラトミーのTwitterはリカちゃん電話の番号を<なぜか私、小学生の女の子の家の電話番号知っているのでみなさんにも紹介しておきますね>と紹介していたことが発覚。

 また、タカラトミーのTwitterではリカちゃんパンツに関するツイートが異常に多く、2018年8月2日には<今日はパンツの日です ぱんつ!ぱんつ!>とリカちゃんのパンツセットを紹介するなどしていた。

 リカちゃんパンツのツイートに対して寄せられた「タカラトミーがまたやらかした」、「逮捕」と書かれた画像のリプライなどには、<ただの商品紹介告知のつもりでした…後悔はしていません…><またシャバの空気が吸いたいよぉ>と返信。あくまで「ネットの冗談」「ネタツイート」のつもりだったのだろうが、タカラトミーの商品をPRするにあたって適切でないことは明らかだろう。

 10月24日にタカラトミーはTwitterで謝罪すると共に、21日のツイートを削除した。

<【お詫び】10月21日に発信したツイートで不適切な表現がありましたので削除致しました。表現について至らぬ点がございましたことを心より深くお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした>

 子どもの性被害は深刻な問題で、あらゆる性加害が冗談で済まされないということは2020年現在、日本社会の共通認識だろう。批判や謝罪に対して、「冗談も通じないのか」「つまらない世の中になった」という声も聞こえてくるが、子どもの人権を踏みにじる行為をネタにして面白いだろうか。それこそ子どもへの性加害は「冗談だ」などと言い訳され、軽視されてきたのだ。現状を「つまらなくなった」と嘆く人々にとって面白かった世界は、誰かが苦しみを我慢したうえで成り立っていたにすぎない。

【お詫びと訂正】

当記事において「タカラトミーのTwitter運営担当者が変更された」と記しておりましたが、同社にあらためて確認したところ、担当者の変更など個別の人事に関することは公表していないとのことでした。読者の皆様ならびに関係各位に大変ご迷惑をおかけしたことを深くお詫びし、訂正いたします。

また同社は今後の再発防止策として、Twitter投稿のダブルチェックの徹底、運用ポリシーの見直しなどをしていくとのことです。

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