SEVENTEENが誇る自由人集団・96line(クユズ)の魅力に迫る!

文=momotoxic
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 ファンの間で語り継がれる“クユズ”の代表的なエピソードとして、2018年に事務所から配信されたV LIVEが挙げられる。

 普段はMCから脱線しがちなホシがこの日も“通常運転”でグダグダなトークを展開していたのだが、そこに天然な性格のジュンが加わったことで更にカオスな状況が生まれた。たとえば、ウォヌが持ち前の低音ボイスで歌唱している間にウジが眠ってしまうなど、ファンに向けて配信しているとは思えぬ場面だ。自由人率の高い“クユズ”らしい展開ではある。

 そうした性格は最近でも変わらない。SEVENTEENの公式YouTubeチャンネルで公開されているバラエティ番組『GOING SEVENTEEN 2020』内の企画「MOUCE BUSTERS」でもそうした場面が見られた。

 この番組では、96lineの4人がネズミ役となって、捕獲係である他のメンバーから逃げる企画が実施されていた。しかし、96lineはやはり自由人の集まりゆえに、協力し合うこともなく、行動パターンは全員バラバラ。ただそれが逆に、番組を盛り上げる“逃げ役”として適任だったのかもしれない。

 そんな“クユズ”による楽曲「Light a Flame」はアルバムのなかで異彩を放つ、ミディアムテンポでレトロな雰囲気のある楽曲。静かに燃え上がる思いを、ダンディーかつセクシーに表現したこの曲は、20代も半ばに差し掛かって大人になった、新しい “クユズ”を感じさせるものだった。

 96lineをはじめ、SEVENTEENの年齢別ユニットの楽曲はのきなみ好評。今後、この組み合わせはSEVENTEENの新たな武器になるのかもしれない。

(momotoxic)

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