上野樹里、「わがまま」と叩かれバッシング受けた過去 若手売れっ子俳優の通る道だったのか

文=wezzy編集部
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 だがそれは本当に彼女だけの変化なのだろうか。彼女を取り巻く側の変化もあるのではないか。つまり、上野樹里が仕事で意見を主張することを「新人女優のくせに生意気」などと受け止め、書き立てていた側も、彼女がすでに30代の中堅女優となったために「〜のくせに」と感じなくなっただけ……とも考えられる。

 上野がまだ10代の頃に取材した経験があるという記者は、「確かに愛想がよくなくて、あまり良い印象を受けなかったのだけど、今考えてみれば連日寝る間もないほど忙しくてとても疲れていたのかもしれない。当時から出演する作品に真剣に向き合っていたことは確かで、監督や先輩に臆せず意見を言えることは短所というよりむしろ美徳。それがあったからこそ、今の役者としての」と、当時を振り返る。

 特に若くして売れっ子になった俳優は「調子に乗っている」「わがまま」「気が強い」などと悪く見られがちな側面は確かにある。だが「都合の良さ」がすなわち「人柄の良さ」のように報じられることもあり、本当のところはその人物とやり取りしなければわからないものだろう。そして結局のところ、役者は作品勝負である。『のだめカンタービレ』『ラストフレンズ』『グッド・ドクター』(いずれもフジテレビ系)そして『監察医朝顔』と、多くの作品での名演こそが、若き頃の上野樹里の自己主張も決して間違いではなかったという証明ではないだろうか。

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