
世界一役に立たない育児書(C)wezzy
現代のママはとても忙しい。時間に追われ、子どもに追われながらも作れるメニューはないの? そんな願いを叶えてくれるここにしかない超時短レシピをご紹介!
5分以内でおいしい!スイートポテト

(C)かねもと
アドバイス:最後まで作れなくても大丈夫。
子どもにはできるだけ手作りの料理を作ってあげたいと思うのは親心。子どもを思う気持ちとは裏腹に、泣かれたりまとわりつかれたり…「ちょっと待っててね」なんて言いながら作っているうちに子どものほうはヒートアップ!
観念して出来上がってるものをあげちゃうのもあり。さっとベビーフードをあげた気持ちも、手作りをしようと思った気持ちも100点です!
子どもと一緒に作れる!バナナミルクジュース

(C)かねもと
アドバイス:子どもといっしょにクッキング!
「食への興味を育てるためにorお手伝いの気持ちを育てるために〇歳からいっしょに台所に立ってみるのもあり!」なんていう言葉を信じちゃったあなた! あなたは悪くありません。子どもはいつも想像の斜め上を時速120kmを飛んでいくんですから。胃のなかに入れば同じ。親子の共同作業。またやれるときにやりましょう。
余談ですが、私が息子にはじめて卵を割らせたのは3歳のとき。生卵は躊躇なくキッチンの天板に叩きつけられ、忍者に投げられた煙玉のように炸裂していました。

(C)かねもと
クッキングじゃなくてショッキングでした。
洗い物ゼロ!? 究極のポテトサラダ

(C)かねもと
アドバイス:買えるときは買うのも手
ポテトサラダを作るって本当に大変です。
じゃがいもの皮をむいて切ってゆでてつぶす。あいだに子どもが泣く。
にんじんの皮をむいて切って火を通す。あいだに子どもがケンカする。
きゅうり切って塩振って水出して洗ってしぼる。あいだに子どものほうが妙に静かで覗きに行く(たいてい何かよくない前兆)
たまねぎの皮をむいて切って水にさらす。あいだに子どもの「おしっこ」
卵ゆでて殻むいてつぶす。あいだに子どもの「これ見て見て、ちゃんと見て」
ハム切る。塩コショウ。マヨネーズ。まぜる。完成。
でもまだ1品。しかもメインじゃない。ポテトサラダってこんなに大変なのに副菜なんです! それをスーパーさんなら何百円かでやってくれるので、ポテトサラダに限らず買ったほうがいいですね。
ただ、「買ったほうが楽」かどうかは状況次第。買いにいくのも一苦労なことも。
着替えて、歩かない子なら抱っこして、歩く子なら寄り道に声かけながら、荷物持って、スーパーいって、ちょろちょろ歩くのに声かけながら、お菓子買って攻撃を「今日は買えないよ」となだめ…「買った」からといって時短になるとは限らないのがツライところ。
まとめ:本当のジタンはどこにある?
育児書や育児雑誌には「時短レシピ」なるものがたくさん載っています。「調理時間たったの3分!」なる魅力的な言葉も踊りますが、そこには以下は加味されていないことが多かったり。
□冷蔵庫の中身で早めに食べなければいけないものはあるか
□そのレシピの材料はあるか、工程に必要なものはそろっているか
□なければ買いにいく時間
□冷蔵庫、ストッカーから材料を用意する時間
□調味料を測る時間
□お皿を出す時間
□盛り付ける時間
□調理者自身の器用・不器用さ
□後片付けするものの量
□子どもがご機嫌or不機嫌な時間(数秒~数十分のロス)
3分という時短で信じていいのはお湯をかけるインスタントか冷凍食品の加熱時間だけなのかもしれません。
(それですら配膳などでプラス数分かかる…えっもうすぐ湯切りなのに子どもがトイレって! あああっ…)
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