
世界一役に立たない育児書(C)wezzy
離乳食が終わって、幼児食に変わりはじめる1歳。
一体どんなものが好きなの? 何を食べたら栄養が足りるの? 最新情報に基づいた1歳児が夢中になってくれるレシピを紹介!
子どもの心も体も喜ぶ、栄養満点ごはん

(C)かねもと
おやきは手づかみ食べをしても汚さないように、ムニエルは前は食べなかったけど「食卓に出さないと興味もわかないからずっと食べないよ」的なコラムを見てまた並べて、他にも栄養を考えて出したのにすべてが裏目に出てしまうパターン。
親も大満足!まんぷくメニュー

(C)かねもと
わざわざ作ったミートボールに限って食べてくれず、二度と再現できなさそうな適当な煮物が子どもに大好評! でも、ご安心ください。なんとかもう一度似たようなのを作っても、子どもが喜んで食べる確率は半々です。
まとめ:そうは言っても食べてくれないのは悲しい
幼児食のレシピ本や記事に載っている、栄養バランスのよい献立の写真。これを全部食べてくれる子どもがいるんだ、と驚いたことはありませんか。「全部おもちゃになる」「朝からこんなに作れない」「食べてくれる光景が思い浮かばない」とお悩みの親御さんたちの嘆きが聞こえてくるようです。
食材を無駄にする罪悪感だけでなく、献立を考えるところから完成までにかかった時間が受け入れてもらえなかったようで悲しくなるんですよね。(食べてもらえなかったのに、大人だけで暮らしていたときには考えられなかったくらい汚れた食卓を片付けるのも、ダメージがすごい)
大人に対して作ったごはんを理由もなく食べてもらえずに捨てることになったら、相手に対して「ひどい! せっかく作ったのに」という感情を覚えても非難されることはないでしょう。でもこれが子どもに対する食事となったとたん「親の努力が足りない」と言われてしまいます。
確かに、小さな子どもに「作ってもらったごはん」「食べ物を無駄にしない」という価値を実感してもらうことは不可能です。それは親も頭ではわかっています。「作ったのに食べてくれなかったなあ…」という悲しみは相手が子どもでも大人でも同じ。そんな人に対して「努力が足りない」「もっと工夫を」というアドバイスはあまりにも無体じゃないですか。手のこんだごはんを作るのは、いつだって食べてくれる人を考えてのことなんですから。
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