
『王様のブランチ』公式サイトより
アンジャッシュの渡部建が芸能活動を停止して5カ月。佐々木希と結婚する前から複数人の女性と不倫関係にあったことを「週刊文春」(文藝春秋)に報じられると知るや、渡部は全レギュラー番組への出演を自主的に自粛。週刊誌が発売される二日前の時点で、早々に雲隠れしてしまった。
佐々木希は報道を知り大きなショックを受けたというが、渡部と夫婦として歩む決意をあらためて固めたと明かしており、渡部は仕事がないぶん家事や育児をしているという。だが、いずれは芸能界に復帰するつもりだろう。それが「いつ」「どのように」なされるか、注目されている。
10月には不倫騒動の“禊”として渡部が介護資格を取得しようとしているという報道もあったが、渡部や所属事務所の人力舎は「事実無根」と否定。それはそうだろう。不倫という家庭問題の“禊”が介護職とどう関係するのかさっぱりわからない。
渡部の本業は“芸人”である。コント職人であり、芸人イケメン枠であり、鼻につくインテリグルメタレントであり、MC担当でもあった。唯一救いなのは、有吉弘行のように渡部をイジってくれる芸人たちもいることだろう。
女性たちをコケにした多目的トイレ不倫というスキャンダルの性質から、おそらく以前のようなインテリ風のポジションは絶望的だ。しかし「笑われ」る情けないキャラクターとしてなら、テレビ出演はありえるのかもしれない。「週刊女性」2020年12月8日号(主婦と生活社)は、渡部が年越し番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!(以下、ガキ使)』(日本テレビ系)へ出演する可能性を予想している。
渡部建が「不倫オールスターズ」に仲間入り?
『ガキ使』はいつからか不倫騒動を起こした著名人の出演が定番になっている。2017年にはミュージシャン・川谷絵音との不倫で話題になったベッキーが出演し、「禊のタイキック」を放送。また昨年は、“アパ不倫”の袴田吉彦、“車中不倫”の原田龍二、元衆議院議員の宮崎謙介氏の3人が「不倫オールスターズ」として共演している。
「週刊女性」によると、今回、渡部の出演が検討されているのもこの不倫騒動枠であり、この番組を“禊”として芸能活動復帰の足掛かりにしようとしているようだ。
今さら神妙な面持ちで会見を開いても時期としては遅すぎる。もう笑いに変えるしかない。もちろん、渡部がテレビ画面に映るだけで不愉快になるほどの嫌悪感を覚えた視聴者も相当数いるだろうし、番組のスポンサー企業にクレームが殺到する可能性もある。結局、「渡部を使うと面倒くさい」となれば、起用されずに沈むだけだ。
その点、YouTubeはまだ芽があるのだろうか。11月6日放送の番組『ぶっこミサイル!~ホントに聞いちゃっていいの?~』(TBS系)で、人気YouTuberのヒカルが、「佐々木希と渡部建でカップルチャンネルをやればヒットする」と提言し、話題になった。
ヒカルは雨上がり決死隊・宮迫博之のYouTubeチャンネルをサポートし、宮迫はすっかり人気YouTuberになった。そこで、おぎやはぎの矢作兼が<もしこれからヒカルさんが渡部さんをプロデュースするならどうします?>と質問。ヒカルは「ありのままの渡部さんが見たい」として、佐々木とのカップルチャンネルを提案した。
<ありのままの渡部さんを見たいですけどね。どんな方なのかっていうのがいまいち分からない、世間で報道されているイメージは色々あるんですけど、実際、奥さんといるときにどうなのかなというのが、見たことがないので>
なお、ヒカルは渡部からプロデュースのオファーが来た場合は「全然受ける」そうだ。佐々木希サイドがNGを出さないとも限らないが、案外それも荒唐無稽な話ではないのかもしれない。夫婦でガッツリYouTubeに取り組んでいる仲里依紗の例もある。
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