東芝プラントシステムが「働き方改革コンサルティング」を導入 月3日の完全閉所に成功

文=中崎亜衣
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GettyImagesより

 東芝プラントシステム株式会社が“働き方改革”の見事な成果を発表しました。

 2019年5月より株式会社ワーク・ライフバランスが提供する「働き方改革コンサルティング」を、原子力事業部などの6チームに導入してきたという東芝プラントシステム。働き方や時間の使い方を見直した結果、2019年10月には長らく困難とされてきた工事現場の「完全閉所」にも成功しました。

 東芝プラントシステムをはじめとするエンジニアリング業界は、関連他社と連携が欠かせない性質上、業務調整に膨大な時間を費やしている現状があります。さらに短い納期に応じるために工事現場を24時間365日フル稼働させるので、従業員は長時間労働になりがちで、休暇の取得も進んでいませんでした。

 これらの課題を解決すべく導入された「働き方改革コンサルティング」は、およそ8か月間かけて、現場に働き方改革を定着させていくサービス。働き方や時間の使い方を見直し、長時間労働削減、生産性の向上、ワークライフバランスの充実、イノベーションの創出につなげていくことを目指すもので、指導型ではなく伴走型であるという特徴を持ちます。

 東芝プラントシステムが取り組んだのは、働き方や時間の使い方の課題を見つける「朝・夜メール」、困りごとを共有して解決策を議論する「カエル会議」のほか、自主的な勉強会の開催、働き方やマネジメントを学ぶ管理職研修など。これらを実践した結果、月間平均残業時間を12時間削減(7~12月、前年比)でき、週に2回の定時退社率は9割を達成、月に3日間の完全閉所、資料による安全管理や専門知識の共有、社内システムの見直、カエル会議の広がりなどの成果があったと報告されました。

 東芝プラントシステムでは今後も働き方改革を継続する意向で、コロナ禍にあった2020年度はオンライン会議による管理職研修が提供されました。2021年度は、現場における自立した働き方改革を推進していく計画となっています。

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