Twitter「よくないね」ボタン、ユーザーの62.1%が「必要だと思わない」と否定的

文=中崎亜衣
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GettyImagesより

 Twitterに、「いいね」ボタンだけでなく「嫌い/よくないね」ボタンを導入する可能性があると報じられてから、多くのユーザーはあからさまに困惑の色を見せています。

 Twitterを含むインターネット上では、誹謗中傷やフェイクニュースの拡散がしばしば問題になるため、プロダクト責任者はユーザーからの要望を受け、「よくないね(dislike)」ボタンの導入を検討していることが明らかになりました。しかし実際のTwitterユーザーは、そのボタンがあれば今以上に誹謗中傷の勢いが強まると懸念を抱いているようです。

 日本トレンドリサーチが、男女1000人を対象に実施したTwitterについての調査によると、全体のうちTwitterを利用しているという45.9%(459名)の半数以上が、「よくないね」ボタンを必要だと思わない、と答えています。

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 「誰が」「誰に対して」そのボタンを押すかで、意味合いが大きく変わってくる「よくないね」ボタン。特定のユーザーの何気ない投稿にひたすら「よくないね」を押しまくる、ですとか、自身と異なる意見を述べる投稿に「よくないね」を押すなど、いじめや喧嘩のタネになるであろうことは、火を見るより明らかです。「よくないね」ボタンを押されることを恐れ、自分の意見や気持ちを自由に投稿できないという弊害もあるでしょう。

 トランプ大統領のような「権力者」の投稿に、「一般市民」が対抗する意味での「よくないね」が想定されているのかもしれませんが、Twitterユーザーの属性は様々であり、Twitter社が思い描くような使い方をするユーザーはそう多くはないのでは。

 もちろんTwitter社も、そうした事態は想定の上で実装可能かどうか検討するとは思いますが、果たしてこの難問をどうクリアするのでしょうか。

▼トレンドリサーチ「Twitterに関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2020年11月19日~11月20日
集計対象人数:1000人
集計対象:男女

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