地方への転職「難しい」と63.7%が回答「希望の仕事へ就ける可能性が…」

文=中崎亜衣
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GettyImagesより

 新型コロナウイルスの影響でリモートワークに注目が集まった2020年。本社機能を地方に移転した企業もある中、東京一極集中を脱して地方への転職に興味を持つ人はどのくらいいるのでしょうか。

 転職エージェントの株式会社ワークポートは、転職希望者800人を対象にアンケート調査を実施。それによれば、「地方への転職」に興味を持つ人は42.7%。「興味はないが、いつかはするかもしれない」と回答した人を合わせると、実に7割近くの人が、地方への転職を選択肢として考えているといえます。

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出典:株式会社ワークポート

 地元へのUターン転職希望者だけでなく、「リモートワークが進み首都圏で暮らす価値が減った」「テレワークの定着化が進めば、生活コストの高い都心に住む意味がない」と、リモートワークの普及に伴い居住地を見直す声が目立ちます。「満員電車から解放され、生活するにものびのびとした環境が魅力的なため」との声もあり、確かに納得の理由ではありますね。

 しかし一方で、地方移住が実現可能かというとまた別の話。地方への転職は首都圏での転職に比べて「難しい」と考える人は63.7%に上りました。

 理由としては、「地方は企業数、ポジションともに少ないイメージ」「地方の方が求人数が少なく、希望の仕事へ就ける可能性が少ないから」などやはり雇用情勢への不安が多数を占めます。また、「地方独特のご近所文化に対応できるかが不安」と地方の暮らしに対する不安も拭えません。

 対して、首都圏よりも地方への転職のほうが「難しくない」と考える側の意見としては、「求人案件は少ないが競合も少ない」「過疎化が進んでいる地域などでは人手が足りていないため、大企業よりはしやすいと思うから」。地方の人手不足や競争率の低さに目を向けているようです。

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出典:株式会社ワークポート

▼調査概要
調査内容:地方(他都道府県)への転職について
調査対象者:株式会社ワークポートを利用している全国の転職希望者(20代~40代の男女)
有効回答:800人
調査期間:2020年10月27日(火)~11月3日(火)
※データは、小数点以下第2位を四捨五入。合計しても100%にならない場合あり。

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