ジャニーズ事務所もSnow Manの売り出しに力を入れているようで、Snow Manは動画配信サービスParaviで冠番組を持ち、来年元日には全国放送特番になることも発表された。ところがキンプリの冠番組は今もなく、嵐の冠番組枠を引き継ぐという話もどこかに行ってしまった。そうしたことが「事務所に放置されている」として、キンプリファンの怒りや心配を煽っているようだ。
Snow Manのことを滝沢秀明副社長のお気に入りという意味の「タキニ」だと揶揄する声も少なくなく、「滝沢とタキニそろって出て行け」などと過激なツイートもある。ファンの怒りの矛先は滝沢副社長にも向けられているのだ。
しかしキンプリを愛するがあまり、Snow Manを中傷するという行為は、キンプリメンバーをも傷つけるだけだろう。Snow Manの向井康二とキンプリ平野紫耀は、関西ジャニーズJr.時代に同じグループ(Kin Kan)で切磋琢磨した間柄だ。また、2014年から2016年にかけて放送されたジャニーズJr.のバラエティ番組『ガムシャラ!』(テレビ朝日系)では、現在のキンプリメンバーとSnow Man、SixTONES、Travis Japanメンバーらが様々な企画に挑戦し、和気あいあいと盛り上がっていた。
嵐があとわずかで活動休止してしまう今、キンプリのみならず、他のグループも合わせた相乗効果でジャニーズ全体を活気づけたほうがいい。同じ事務所内で争うことなど無意味だと、メンバーたちは理解しているだろう。ファンも冷静になったほうがいいのではないか。
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