
調理道具の要とも言われている包丁
低価格・高品質な良コスパの日用品を取り揃えている100円ショップは、庶民の強い味方です。ただ、取り揃えられている商品の多くは、スーパーやコンビニエンスストアといった一般小売店でも販売されていますよね。
本記事ではそんな「どっちで買うのがお得なの?」と悩みがちな100円ショップと一般小売店の商品を徹底比較! 今回は料理に欠かせない「包丁」を比べてみました。
100円ショップブランドの「ニューギャラクシー万能包丁」は驚異の低価格が◎

ダイソーのオリジナル商品
100円ショップブランドから今回チョイスしたのは、業界No.1であるダイソーの「ニューギャラクシー万能包丁」110円(税込)。包丁が110円で買えるなんて、驚きですね……。

刃の長さはボールペン1本ほど
まずは刃の長さから見てみましょう。本品の刃の長さは15.7cmほどで、これは写真のように一般的なボールペン1本分の長さです。

気になる切れ味は?
「100円ショップの包丁なんて切れ味悪いんでしょ?」と穿った目で見てしまいがちですが、試しに長ネギを切ってみたところ、問題なくスパスパと切れ、引っ掛かりや抵抗感も感じませんでした。
ニトリが取り扱っている「CLEAR ステンレス 三徳 165mm」は王道の三徳包丁!!

台所用品から寝具まで取り揃えているニトリの包丁
一般小売店からは、インテリア小売業の大手ブランド・ニトリで購入した「CLEAR ステンレス 三徳 165mm」999円(税込)を選びました。

約15cmのボールペンと比べると少し長い印象です
刃の長さは16.5cmで、ダイソーのものと比べると8mmほど長いです。三徳包丁の一般的な長さが15cm~20cmということを考えると、平均的な刃の長さと言えるでしょう。

切れ味は文句なし!!
さて切れ味ですが、ダイソー商品の検証時と同じく長ネギを切ってみましたが、こちらもとても良好です。あまり力を入れずとも問題なく気持ちよく切ることができました。
ダイソーVSニトリ! 本当にお得な包丁はいったいどっちだ!?

刃の材質の違いはある?
次は材質の違いです。これはどちらも錆びにくい「ステンレス刃物鋼」製。ただし、万が一錆びたときにクレンザーで研磨可能という表記があるのは、ニトリだけでした。

左がダイソーの柄、右がニトリの柄
「柄」の部分はどうでしょう。ダイソーは手にフィットするカーブがついていますが、手の大きな人は握りにくいかもしれません。一方のニトリはシンプルな作りで、手の大きさを気にせずに使えそうです。

果たして軍配はどちらに……
ここまで見てきた比較ポイントを鑑みて、今回オススメしたい包丁は……ダイソーの商品です! というのも、切れ味は両者変わらず良く、刃の長さもほぼ同じ。日常の自炊シーンで考えると使い勝手は変わりありません。となると、大きな違いは圧倒的な値段の差。ダイソーの企業努力の賜物ですね。ぜひ包丁探しの参考にしてみてください!