
浜崎あゆみInstagramより
浜崎あゆみが12月に有観客ライブを実施することについて、ファンから心配の声があがっている。
浜崎あゆみは12月24日に舞浜アンフィシアターでクリスマスライブを、31日に国立代々木競技場第一体育館でカウントダウンライブを行う予定。どちらも観客を会場に入れての開催だ。
新型コロナウイルスの感染が急拡大するなか、ファンを安心させるような感染防止策のアナウンスもないまま浜崎がSNSでライブの告知を続けることに対して、「その時期にファンがそこまで集う気持ちと道のりも考えて欲しいな」と批判的な声があがっている。
また、浜崎は10月に第2子の妊娠を発表したばかりで、安定期とはいえ妊婦のコロナ感染や免疫力低下を心配し、「お腹の赤ちゃんを優先して」「考え直したほうがいいのでは」という声もある。
昨年、第一子の妊娠中には、妊婦であることを隠したままツアーを完走し、産後すぐにカウントダウンライブも行った浜崎。だがコロナ禍の今年は、彼女だけでなく、スタッフにとっても観客にとっても、事情が違う。
あいみょん、SixTONESの全国ツアーにも様々な意見
浜崎あゆみと同様に、12月に大阪城ホールや横浜アリーナなどをまわるあいみょんの全国ツアー、2021年1月から3月にかけて行われるSixTONESの全国ツアーにも、開催を強行することへの心配・批判が飛び交っている。
だが、先の状況がまったく見通せないコロナ禍において、急激な変化への対応は業界を悩ませている。11月から感染が急拡大し始めて一気に危機感が高まったが、それまでは警戒ムードも落ち着いており、むしろ「どうすればコロナと向き合いながらイベントを再開できるか」が模索されていた。
11月3日にはTHE YELLOW MONKEYが東京ドームでコンサートを開催。約5万人のキャパシティに対して1万9000人まで客数を絞ったうえ、観客が声を出さないよう事前に「バラ色の日々」の合唱音声を募集して、当日は4人の演奏に合わせて音源を流すという演出もあった。このコンサートは、日本のエンターテインメント界の行く末を占うイベントとして、業界内では熱い注目を浴びていたのだ。
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