お歳暮「贈る」は約3割 30〜40代主婦の多くは「そもそも贈ったことがない」

文=中崎亜衣
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Getty Imagesより

 新型コロナウイルスに振り回された2020年も終わりに近づき、デパートやスーパーでは「お歳暮コーナー」が盛り上がりを見せています。しかしどうやらお歳暮を贈る人は減っているようで……。

 主婦の友社が運営する「暮らしニスタ」が30~40代の主婦層に実施したアンケートからは、今どきのお歳暮事情が見えてきました。

お中元やお歳暮や贈る人は約3割

 「今年、お中元やお歳暮を贈りますか?」という設問に、7割近くの主婦が「いいえ」と回答。「年末年始に帰省するときにお土産を持っていくので買わない」「お祝い事や理由があるときに贈り物をしている」など、贈り物をする際に「お歳暮」という形式にこだわっていない人が多いようです。

 「会社は虚礼廃止で、贈り物等が禁止されている」「互いにお返しを考えたり、やめどきがわからないから廃止と義両親から提案された」と、先方と話し合った結果、贈らないことになったという回答もありました。

「今年贈らない派」の65%は「そもそも贈ったことがない」

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 「今年は贈らない」というだけでなく、そもそもお歳暮を「贈ったことがない」という人は65%。「今年から贈らないことにした」という人はわずか3.3%でした。「思い出せる限り何年も贈っていない」「数年前から贈っていない」という人を含めると、今年お歳暮を贈らない人の大多数は、お歳暮を贈る習慣自体を持っていないといえます。

お歳暮を贈る相手は「親・親戚」が7割強、予算は5000円以下

 「今年贈る派」の主婦たちの贈る相手は「両親」が77.8%で最多、次いで「両親以外の親族」51.9%。また、お中元・お歳暮にかける予算は、「3000~3999円」44.4%、「4000~4999円」40.7%と、3000円~4000円代が圧倒的に多くなっています。

 自分が貰って嬉しかった贈り物と迷惑だった贈り物についての回答も、興味深いものが並びました。

 「嬉しかった贈り物」は、「カタログギフト」「自分では買えない・買わないちょっと高価な食べ物(お菓子含む)」「ちょっといい油や飲み物、麺類、ビールなどの日用消耗品」「常温保存できるもの」「定番のハムやソーセージ」「除菌用品」など。やはり贈られた側が選べる「カタログギフト」は鉄板ですね。コロナ禍によりすっかり生活必需品となった「除菌用品」も助かるでしょう。

 「迷惑だった贈り物」として、最も多かったのは「冷凍食品(アイス含む)」。保存がきくので喜ばれるかと思いきや、冷凍庫を占領するため困ってしまうようです。「日持ちしない生鮮食品」のように保存がきかないものや「使わない銘柄の洗剤類」「香料がきつい入浴剤や洗剤の詰め合わせ」も歓迎されません。

 贈り物をする時は、お中元やお歳暮などの慣習に縛られるよりも、お祝いごとなどの際に「相手の喜ぶものを贈る」という人が増えているようです。

▼本調査概要
調査期間:2020年6月26日~7月3日
調査対象:主婦の友社「暮らしニスタ」ユーザーで 30~40代の既婚主婦合計100名(30代40%、40代60%)

▼暮らしニスタ

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