稲垣吾郎のベートーベン『No.9-不滅の旋律-』が再再演! 狂気を孕む演技にますます磨きがかかる

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稲垣吾郎Instagramより

 「ヤバイ役」をやらせたら天下一品と評判の稲垣吾郎さんが、孤高の作曲家・ベートーベンを演じる舞台『No.9-不滅の旋律-』が、今年も上演されます。主演映画『ばるぼら』も絶賛公開中で、俳優として脂がノリまくっている稲垣さん。一足お先にアツがその狂気に密着!

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 皆さん、ごきげんよう。アツこと秘密のアツコちゃんです!

「両親が結婚式を挙げたのが1964年の東京オリンピックの時だったから、2020年の東京オリンピックの時に僕も結婚する〜!」と高らかに宣言されていた稲垣吾郎くんからの朗報が聞こえぬまま、早くも2020年の年末を迎えようとしていますが、ホッとされているファンの皆様も多いのではないでしょうか?  オッホッホ。

 まぁこの発言は一年前で、当時はコロナが蔓延する日々が来るなんて誰も夢にも思わなかったし、結果、オリンピックも残念ながら延期されてしまったしね。もしや結婚も来年のオリンピックイヤーにシフトした?  来年は年男だしね……なんて一抹の不安を抱えつつ取材を開始したんだけど、ご本人は「えっ、俺そんなこと言ったっけ?」と相変わらずすっとぼけた涼しい顔をしていらっしゃったので、これ以上、深く突っ込むのは止めといたの。ごめんあそばせね〜。

 で、そんなホッと胸をなでおろした皆さんに、吾郎ちゃんからのとっておきの年末プレゼントが届きましたぁ。それは12月13日から主演舞台『No.9-不滅の旋律-』がスタートすることと、ベートーベン関連の番組にゲスト出演するという素敵なお知らせよ。

 まずは12月6日の『クラシック音楽館』(NHK Eテレ)の『ベートーベン特集 第3回“第9”バーンスタイン指揮(仮)』、そして12月11日には『ららら♪クラシック』(NHK Eテレ)の『発表!あなたが選ぶベートーベン・ベスト10(仮)』にもゲスト出演して、ベートーベンの魅力を改めて深く探っていくんですって。クラシックファン、ベートーベンファン、吾郎ちゃんファンの皆さんにとってはたまらない極上の音楽番組だから絶対に見逃せないわよ。

 いつも吾郎ちゃんがインスタ等にアップしてくれる華麗なお花なんかを奮発して部屋に飾っちゃったりしちゃって、ベートーベンの音に酔いしれる一夜。簡単には真似できないけれど、想像するだけでゴージャスでしょ?

稲垣吾郎の剥き出しの愛に鳥肌

 舞台『No.9-不滅の旋律-』でずっとベートーベンを演じてきた吾郎ちゃん。再演から二年の歳月を経て今回は再再演。ベートーベンの生誕250周年という記念すべき年の公演とあって、本当は11月にウィーン・フォルクス劇場での公演を予定していたのだけど、新型コロナウイルスが世界中で猛威をふるい、あえなくウィーン公演を中止したんだそう。

 『No.9-不滅の旋律-』ではいつも冷静沈着で、一見クールに見える吾郎ちゃんが、次第に狂気を帯びていくベートーベンを見事に演じきって、毎回毎回、感動するのよね。最後の交響曲『第九番』まで、彼はどんな時間を生きたのか? その波乱万丈な苦悩の人生を歓喜と狂気を織り交ぜ描いていく壮大な音楽のステージ。もちろんアツは初回から見ているんだけど、最初は「ベートーベン? ヤダ、難しそう。年末に聴くぐらいしか知識も何も無いしどうしよう?」と懸念していたの。だけど吾郎ちゃんから「とっつきにくい感じはないんだよ。僕はよく家でも聴いていたし、素晴らしい曲はもうただ身を委ねるだけでいいんだよ」と言われて、勇気を出して行ってみたの。

 確か初回の記者会見は東京・赤坂のサントリーホールだったような気がしてるんだけど(うろ覚えでごめんなさい!)、何かもうその荘厳な雰囲気に圧倒されて足が震えちゃったのよね。ただ当時から吾郎ちゃんはクラシックに限らず「ピアノ曲が好きでよく聴いてるんだ」と言っていたし、試しにと思って足を運んだのだけど、とにかくベートーベンを演じる吾郎ちゃんが今まで見てきた吾郎ちゃんとはまた全然違って、感情をむき出しにして喜び、人を愛し、音を愛し、苦悩し、狂気をはらんでいく様を見て鳥肌が立っちゃってね。

 それが再演した時には新たな深みを増していてビックリよ。だから今回もコロナなんかに邪魔されずに上演されることを心から願ってるし、楽しみにしていたの。そんなベートーベン生誕250周年という奇跡的なタイミングでNHKプロジェクト『ベートーベン250』のアンバサダーに就任するなんて、さすが吾郎ちゃん。持ってる男だわぁ。

 「ベートーベンという作曲家は世界初のフリーランスなんだよ。貴族のためだった音楽を、世の中の全ての人が楽しめるようなものにしていったのがベートーベン。音楽を誰もが自由に楽しめるものにしたんだ」との熱い説得に「うんうん」と真剣に聞いていたつもりだったんだけど、ちょっと諦めモードを漂わせる吾郎センセ。ン、なぜよ?「 ベートーベンの音楽というのはね、僕にとって勇気を与えてくれるものであり、鼓舞してくれるもの。膨大な楽曲があるから語りきれないけど、最初は優しい音を奏でるベートーベンから入るといいかもしれない。癒されると思うし、穏やかな気持ちになれると思うよ」とのお気遣いが……。はい、ありがとうございます。改めて聴いてみます。

 今までも吾郎ちゃんの舞台や音楽番組でベートーベンにほんのちょっとだけど触れていたつもりだったんだけど、なかなか普段の生活の中に取り入れるまでにはいかなくて。吾郎センセ、不甲斐ない生徒で申し訳ありませんわ。「いや、強要はしないよ。好き好きだからね。でも初回上演のゲネプロから入ってくれてるんだから、ベートーベンを好きになって欲しいなと思って」との優しいお言葉にウルウル。

 ま、とはいえ続けて「 ゲネプロはマスコミの皆さんにまずは観ていただいてPRをしていただく大切な場でしょう。出来れば全体を観て欲しいのに、最前列に陣取っていつもの皆さんとガン見するアツには言っても、まぁムダかもしれないけどさ」とのお言葉も決して忘れない吾郎センセ。はい、痛み入ります。次回からはちょっと考えてみますけど、期待はしないでくださいね。

 12月といえば8日は吾郎ちゃんのお誕生日だし、その前後で番組や舞台でお目にかかれるなんて、何という幸せ。吾郎センセ曰く「ワインに合うベートーベンもあるし、ちょっとロマンティックな気分にさせてくれる曲もある」そうだから、ワインを飲みながら番組を見るものアリかもよ。稲垣吾郎生誕47年だしね。

 ベートーベンに対しては「神のような孤高の天才というイメージを持つ人も多いと思うけど、人間臭い部分もあって、ベートーベンの音楽に触れ、演じてから、より身近に感じるようになった」とか。やっぱり12月は吾郎ちゃんのバースデーやクリスマスがあって、こんな時期だけど気持ち的には盛り上がっちゃうわよね〜。舞台も万全なコロナ対策で挑むそうだし、しっかりとソーシャルディスタンスを守りつつ(はい、特に暑苦しいアツ自身だけど)、皆さんご一緒に、吾郎ちゃんをたっぷり堪能しちゃいましょう〜。コロナなんかに負けないぞ!

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