YouTubeキッズチャンネルの登録者数が激増した2020年、「視聴者買った」誹謗中傷へのアンサーは

文=千葉佳代
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GettyImagesより

 現在、YouTubeの登録者数が日本で一番多いチャンネルといえば、「キッズライン」(登録者1210万人)。続く2位もキッズチャンネル「せんももあいしーチャンネル」で、現在912万人だ。その下にはじめしゃちょー(902万人)が続き、4番目にヒカキン(HikakinTV)の877万人、そして5位にはまたキッズチャンネル「タキロン」(707万人)となっている。

 今年は、これまで非公開にしていたキッズチャンネルが次々に登録者数を公開。これにより、有名なキッズチャンネルは「チャンネル登録者数を購入している」という悪質な噂を流されることとなった。

 流れとしてはこうだ。まず今年2月に、「せんももあいしーチャンネル」が非公開にしていた登録者数を約1年ぶりに公開。その登録者数の多さ(当時715万人)が話題になったのもつかの間、6月には「キッズライン」も登録者数を公開して、日本一の登録者数だと大騒ぎに。11月には「タキロン」も登録者数を公開し、日本のYouTubeチャンネルトップ5のうち3つをキッズ系チャンネルが占めることが明らかになった。

 キッズチャンネルの市場規模がいかに巨大かを見せつけた形だが、この登録者の多さを「異常」だと感じた一部の視聴者たちが、「登録者を買っている」と疑い始めた。とくに、はじめしゃちょー、ヒカキンといったトップユーチューバーを抑えて1位になった「キッズライン」への誹謗中傷はひどく、登録者1000万人獲得でもらえるダイヤモンドの盾を公開した動画には、低評価が殺到する嫌がらせに遭った。

 「キッズライン」の「ママ」は公式Twitterで「誹謗中傷、名誉毀損、侮辱罪、著作権侵害、全て提訴いたします。いじめの無い世の中の実現にご協力をよろしくお願いいたします。※登録者を買っていないことが事実なので名誉棄損にあたります」とコメントを投稿するに至っている。

 そして先月27日、「YouTubeに詳しい」「キッズ系の出来事にはとくに詳しい」と自称する「YouTube詳しいおじさん」が『Youtubeの登録者は買えるのか?』という動画を投稿した。結論から言うと、チャンネル登録者を売っている業者はあり、ヤフーオークションでも出品されているという。

 「ただし、チャンネル登録者数を買うメリットはない」とおじさんは断言。チャンネル登録者は1人10円としても10万人で100万円。「あのサイトは視聴者を買っている」と噂の立つリスクに見合ったメリットがあるとは言えない。YouTube側も取り締まりを厳格化しており、インチキで登録者数を増やしたことが発覚すれば「BAN」(アカウント停止)にもなり得る。そんなリスクを取ってまで、高い金を払って架空の登録者数を買う意味は薄いようだ。

 この動画を出した「YouTube詳しいおじさん」はまったく無名の男性だが、「せんももあいしーチャンネル」のパパが「私の友人」とTwitterで紹介している。それでも視聴回数は1000に満たないが、「せんももあいしーチャンネル」のパパもまた、再三この問題には回答してきた。

 「せんももあいしーチャンネル」のパパは「インドや東南アジアの視聴が多い」「人口で言うとインド13億、インドネシア2.6億、ベトナム1億、タイ7千万。この辺からキッズが流れてくると視聴数、登録者数が一気に増えます」とTwitterで訴えている。

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