大人気シリーズの新ラインナップ「ジェットストリーム4&1メタルエディション」は、さらに使いやすくなったグリップに注目!

文=他故壁氏
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 今ではその名を知らない人はいないのではないかと錯覚するほど、油性ボールペンとしての知名度ナンバーワンを誇る脅威の製品、三菱鉛筆のジェットストリーム。

 従来の「黒と言っておきながら真っ黒でない」「書き心地が重い」「乾きが遅く手が汚れる」といった油性ボールペンの弱点を克服し、夢のような滑り心地と黒々とした筆跡を生み出す脅威のインクをひっさげ本製品が国内デビューしたのは、2006年のことでした。

 そこから「低粘度油性ボールペン」というジャンルを確立し、そのトップを走り続けているジェットストリーム。当初は150円(税抜)のノック式のみでしたが、後にバリエーションが増え、僅か2年後の2008年には待望だった4色+シャープペンシル「ジェットストリーム4&1」を1,000円(税抜)という価格で市場に投下します。

 また同年2008年、ジェットストリーム4&1発売に遡ること2ヶ月前には、今まで0.7mmボールしかなかった径に0.5mmボールが追加されました。油性ボールペンでは0.7mmは一般的に「細字」、0.5mmが「極細」なのですが、極細ファンにとってはまさに「待ってました!」の製品でした。

 わたし個人の意見としては、ジェットストリームは0.7mmの書き心地のよさが秀逸すぎて、0.5mmになるとやや「書き心地が硬いかな」と思ってしまいます。とはいえ、滑りに滑って徹底的に走りがちな「やんちゃな」0.7mmとは異なり、0.5mmは「とんがっている」分、コントロールしやすいイメージがあります。手帳や方眼罫の場合、細かく字を記入することが多いですよね。そんな時にはコントロールしやすく細かな文字が書ける0.5mmもいいものです。

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 今回ご紹介する「ジェットストリーム4&1メタルエディション」は、そんなジェットストリーム0.5mmリフィルを装填された、新しいジェットストリームシリーズです。

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 過去の4&1は口金こそ金属でしたが、グリップはラバーでした。滑り止めとしては優秀なラバーグリップですが、例えば手帳カバーのペンループに入れる際、引っかかりがちになるのもまた事実で、わたしは手帳とのコンビでは極力ラバーグリップの筆記具を避けたいと思っていました。

 今回の4&1メタルエディションは、グリップをラバーからアルミニウムに換えてきました。ただ、メタルエディションという名前ではありますが、ボディは従来品と同様に樹脂製です。グリップがアルミニウムになった分、むしろ本体重量は軽減されています。メタルエディションは19g(実測)でした。それに対し、手許にある従来の4&1は21g(実測)。そう、本製品は見た目以上に軽いのです。

 そしてグリップが本体に較べ、一段細く仕上がっています。メタルエディションの本体軸径は13.6mm(実測)なのに対し、グリップは先端横溝の位置で13.0mm(実測)でした。従来品が13.2mm(実測)でしたので、見た目だけではなく握った感じも細めになりましたね。

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 グリップは縦方向に平目溝が奔り、先端部分のみ3本だけ横方向の刻みが入っています。通常すべり止め効果を狙うなら綾目にローレットを切るものだと思うのですが、実際に握って書いてみると、この3本の横溝に指が当たるように握る分にはしっかり効いていて滑らないので、大きな問題はありません。この位置を持って、やや立たせ気味で筆記を行うのが本製品の定位置のようです。

 本体はガンメタリック、ダークグリーン、ピンクゴールド、アイスシルバーの4色です。クリップが金属なのは従来の4&1と同じなのですが、アイスシルバーを除く3色は黒染めになっていてシャープな印象を与えます。新発売の製品でグリーンボディは珍しいなあと思っていたのですが、このカラーリングって、つまりiPhone11 Proの配色なのですね。

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 消しゴムキャップはグリップと同様、アルミニウムになりました。アイスシルバーを除く3色はクリップと合わせた黒染めで、アイスシルバーはグリップ同様のシルバーです。

 消しゴムキャップの溝が平目縦溝なのは、グリップとのデザイン統一の関係でしょうか。こういう溝が切ってあるとつい回して取るのかと勘違いしてしまいますが、ここは従来品と同様に引っ張って取る構造なので、この溝では正直に言って取りにくいです。本体の消しゴムを使う際にはご注意下さい。

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 筆記性能はさすがのジェットストリーム、気持ちのいい筆記体験をもたらしてくれます。クリップを押し下げて使用するシャープペンシルユニットは0.5mmですが、こちらも従来品と変わらぬ安定感ある書き心地です。シャープ芯の追加はグリップを回して取り外し、内部のシャープユニットを引き抜くことで行いますが、デザインの副次的なメリットとして、回転時に縦溝が効いていてグリップが取り外しやすくなっています。替芯を頻繁に取り替えるヘビーユーザーには、この縦溝が正解なのかもしれません。

 価格は従来品の倍、2,000円(税抜)になりましたが、軽くてスタイリッシュな外観は魅力です。わたしのようにラバーグリップを苦手とする層には大歓迎のメタルグリップ、皆様もぜひ店頭で実際に触ってご確認下さい。

(他故壁氏)

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