
藤田ニコルInstagramより
藤田ニコルの「不在」に業界がざわついている。12月2日、オスカーは毎年恒例の「オスカープロモーション晴れ着撮影会」を開催した。今年はコロナ対策として報道陣を招待しなかったため「オスカープロモーション新春晴れ着お披露目」と題し、写真のみが公開されている。
これは毎年、オスカーの若手タレントが晴れ着姿を見せるイベントで、今年は小芝風花、本田望結、高橋ひかる、吉本実憂ら合計9人が艶やかな晴れ着姿で登場。しかしそこに同社所属の藤田ニコルの姿はなかった。
藤田は2017年から去年まで3年連続で参加しており、2019年は「すごく積み上げた年だったなと思います」「2020年にたくさん新しい報告ができそう」と1年を振り返るコメントを残している。
藤田は事務所の中でもトップクラスの売れっ子タレントであり、仕事スケジュールの都合で欠席という可能性もなくはないが、退所者の相次ぐオスカーゆえ、藤田の動向も注目を集めている。
昨年からタレントの流出が止まらないオスカー。看板女優だった米倉涼子をはじめ、岡田結実、草刈民代、忽那汐里、剛力彩芽、紫吹淳、長谷川潤、福田沙紀、堀田茜、ヨンアなど、わずか一年余りで多くの所属タレントが会社を去った。
事情はそれぞれ異なるだろうが、オスカー創業者の古賀誠一氏が社長を退いた後(現在は会長)、次期社長候補と言われる古賀氏の娘婿が主導した経営改革に重鎮スタッフらが反発して退社したことが背景にあると見られる。
さらに、米倉涼子を見出した元専務までもが11月いっぱいで退社したことを12月3日発売「週刊新潮」(新潮社)が報じた。今後もタレントの離脱は止まらないかもしれない。
そして藤田ニコルに関しても、すでに退所を予感させる報道があった。今年8月、同じく「週刊新潮」が、藤田の仕事を全面的にサポートする母親とオスカーが、ギャラの取り分をめぐり対立していると報じていたのである。
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