今年の忘年会「参加しない」が7割 コロナ自粛による中止を歓迎する声も

文=中崎亜衣
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GettyImagesより

 新型コロナウイルスの感染が拡大しているこの冬。「カジナビ」が全国を対象に「忘年会」に関するアンケート調査を実施し、その結果を公表しました。それによると、今年の忘年会の参加予定回数に対して、「参加しない」という人が実に70%に上りました。

 回答者の半数近くは会社員。今年は新型コロナウイルスの影響で忘年会を自粛する企業も多いでしょう。昨年は86%の人が最低でも1回は参加していた忘年会ですが、今年は「0回」が70%で「1~3回」が30%と、大幅に参加率がダウンしています。

 続いて今年の忘年会の予算ですが、そもそも「参加しない」という回答者が70%だったため、当然ながら予算も「0円」が圧倒的多数となっています。飲み会代の節約にはなりますね。忘年会の会場は「飲食店」が62%で最多。「オンライン」は8%ですが、飲み会の新しいスタイルとして今後定着していくのでしょうか。

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 そもそも、忘年会に積極的に参加したいと思っている人はどのくらいいるのでしょうか。この調査では、半数近くの49%の人が「あまり参加したくない」、19%が「絶対参加したくない」と回答しており、「参加したくない」派が多数でした。しかも、「参加しないが、本当は行きたい」という人より、「参加するが、本当は行きたくない」という人のほうが多い傾向にあります。

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  “参加したくない派”の人たちからは、「行きたくないけど、仕事の付き合い上仕方なく参加する」「無礼講とか言っときながら、必ず後で小言を言われるのでなくなってほしい!」と気重な声が寄せられています。また、「コロナの第3波が来ているので、忘年会が中止にならないかなと願っています」「コロナの影響で会社の忘年会が中止になった。個人的に誘われてもコロナを理由に断れるので嬉しい!」とコロナによる忘年会中止を歓迎する声も挙がっていました。

 しかしこのような忘年会キャンセルは、本来であれば稼ぎどきの飲食店側にとってはかつてないほどの苦境です。

 コロナの感染拡大は防ぎたい、であれば忘年会は開かない・行かないのが無難な選択であり、テレビでは盛んに消費者への「我慢」を呼びかけています。遊ばない、飲みに行かない、なるべく出歩かないという「我慢」です。しかし本当に「我慢」を強いられているのは、飲食や観光、それに付随する様々な業種ではないでしょうか。

▼調査概要
調査内容:「忘年会」に関するアンケート調査
調査方法:インターネット調査
対象者:全国のクラウドソーシング利用者1062名(年齢、性別問わず)
調査期間:2020年11月17日~11月19日

▼カジナビ

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