大泉洋の代表作はやっぱり『水曜どうでしょう』! 紅白司会前から「どうでしょうあるある」で大盛り上がり

文=wezzy編集部
【この記事のキーワード】
大泉洋の代表作はやっぱり『水曜どうでしょう』! 紅白司会前から「どうでしょうあるある」で大盛り上がりの画像1

映画『新解釈・三國志』Twitterより

 大泉洋の2020年は、飛ぶ鳥を落とす勢いだった。2月に主演映画『グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇〜』が公開され、人気ドラマ『ハケンの品格』第2シリーズでは、癖のある「東海林武」を13年ぶりに好演。12月11日からはこちらも主演の映画『新解釈・三國志』がスタートする。

 しかも年の瀬には、なんと『NHK紅白歌合戦』の白組司会に大抜擢。ジャニーズタレント以外の紅白司会は13年ぶりだ。さらに2022年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の源頼朝役も決定したことが発表されている。

 今でこそ全国的に知られる大泉洋だが、人気の火付け役は、地元である北海道テレビ(HTB)の深夜バラエティ番組『水曜どうでしょう』だ。今も『水曜どうでしょう』ファンの熱気は上がる一方で、大泉ファンの多くはこの番組の熱烈ファンでもある。一体どれほどの魅力があるのか、改めて振り返りたい。

大泉洋の始まりは『水曜どうでしょう』

 1996年10月にスタートしたこの番組は主に、鈴井貴之と大泉、ディレクターの藤村氏と嬉野氏が過酷な旅をするという内容。引いた絵ハガキの都道府県を巡る「日本全国絵ハガキの旅」や、移動手段をサイコロで決める「東京-札幌 サイコロの旅」、「四国八十八ヵ所」、原付バイクで旅をする「原付シリーズ」といった国内の企画をはじめ、「アメリカ合衆国横断」など海外に行くこともあった。

 基本、低予算で作られているため派手な絵はほぼないものの、泊まれる宿がなく車中泊をするといったハプニングや、移動中に繰り広げられる4人の軽快なトークがウケ、人気番組に。大泉洋の知名度も一気に上がった。

 今は個性派俳優として地位を確立した安田顕も『水曜どうでしょう』の一員。安田はHTBのマスコットキャラ「onちゃん」の“中の人”として登場することが多く、番組のテロップは「安田さん」の上にバツが被せられ「onちゃん」になっていた。

 安田扮するonちゃんは、大泉から殴る蹴るなどの乱暴な扱いを受けたり、泥酔した安田がonちゃんのイメージを破壊するなどが印象的で、onちゃんグッズの売り上げ向上にも一役買っていたようだ。

1 2

「大泉洋の代表作はやっぱり『水曜どうでしょう』! 紅白司会前から「どうでしょうあるある」で大盛り上がり」のページです。などの最新ニュースは現代を思案するWezzy(ウェジー)で。