子育て世帯の半数以上が未経験 ライフプランニングのやり方「わからない」

文=中崎亜衣
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GettyImagesより

 金融コンサルティングを取り扱うブロードマインド株式会社が、30~40代の子育て世帯を対象に、「人生設計(ライフプランニング)とお金」に関する実態調査を行い、その結果を公表しました。

 この調査では半数以上の人が、ライフプランニング(長期的なお金の動きを見ながら人生設計を行うこと)を「一度も行ったことはない」と回答しています。

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 しかし、ライフプランニングを「一度も行ったことはない」と回答した中でも、6割以上の人は「ライフプランニングは重要」であると考えています。

 その理由として多く上がったのは、「日本の社会保障制度に不安があるため」「コロナ禍で将来がより不安になったため」「生活様式の変容で、住居(生活)の選択肢が増えたため」でした。「年金があてにならない」「将来どれくらいのお金が必要か、よくわからない」「老後、子供の世話になりたくないから」などの回答もあります。

 ライフプランニングを「一度も行ったことがない」とした回答者が答えたその理由は、「やり方がわからない、難しいから」「そもそもライフプランニングという考えを知らなかったから」「プランニングする時間がないから」など。そのほか、「後回しにしてしまっている」「子育てに忙しく経済的にも余裕がないことからまだ、将来のことを考えられない」「お金の話は苦手だから」といった回答も寄せられたそうです。

 「老後には夫婦で2000万円が必要」という話題では多くの人が不安にさせられたことと思いますが、30〜40代の現役世代にとって、老後はまだ少し先のこと。また、老後を意識した人生設計を綿密に立てたところで、その通りに進むことなどまずないでしょう。いきなり何千万という大きな金額を意識するより、毎月の収入と収支から、どの程度の貯蓄や保険をしていくかを検討し、子どもの進学費用など大きな出費が予想される時期を視野に入れ、大体の見積もりを立ててみると良いのではないでしょうか。

▼調査概要
「人生設計(ライフプランニング)とお金」に関する実態調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2020年11月10日~11月13日
有効回答:30代~40代の子育て世帯111名

・ブロードマインド株式会社

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