ラウンジ女性テキーラ急死事件にも共通か…「金さえ払えば何してもいいと思ってる」港区女子の“ひどい体験”が笑えない

文=田口るい
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GettyImagesより

 数日前からTwitterを中心に、東京・恵比寿にある高級ラウンジで「テキーラゲーム」をした女性がそのまま死亡したという事件についての騒ぎが大きくなっている。

 起業家の光本勇介氏が「テキーラを1瓶飲み干せたら10万円をあげる」というゲームをラウンジの女性従業員に勧め、挑戦した女性が亡くなってしまったというこの事件。光本勇介氏は「デイリー新潮」にて「無理やり飲ませたわけではない」と釈明しているが、Twitterでは「とにかくひどい飲み方をしていた」と告発する声もあり、そう簡単に騒動は収まりそうもない。

 高級ラウンジは若い女性たちと金持ち男性の出会いの場としても機能しているが、そこには「金さえ払えば、何をしてもいい」という、人道を外れた空気が漂っているのかもしれない。折しも、12月10日に放送された『ねほりんぱほりん』(NHK Eテレ)では「2020の港区女子」という特集が組まれ、その実態にネットが騒然としている。

断ると逆ギレ、性暴力被害もあった「ギャラ飲みに来る男性は私たちに何してもいいと思ってるんで」

 “港区女子”とは東京都港区を活動拠点として、ハイスペック男性との飲み会に参加してお金がもらえる“ギャラ飲み”などを楽しむ女性を指す。今回、同番組では現役港区女子2名が登場し、港区女子の最新事情を明らかにした。

 彼女たちが参加しているギャラ飲みでは、2時間の参加で1万円程度支払われることが多いが、中には2時間未満で25万円という高額なギャラ飲みも。そこに参加した港区女子は、バスローブ姿の男性に、バスローブからはみ出した性器をつかめば5万円支払うといわれたと明かしていた。

 クルーザーで花火鑑賞をしながら、キャビアなどの高級食材を楽しむといった“キラキラ体験”をすることで、<自分が特別な存在に感じられて優越感><一緒に飲んでる人のステータスが自分のステータスになる感覚>を味わっているという港区女子。その一方で、<ギャラ飲みに来る男性は私たちに何してもいいと思ってるんで>とも明かし、番組内では前述の性器をつかまされる以外にも危険な目に遭っていたことが判明。

 相手男性から肉体関係を結ぶことを持ちかけられて断った途端に逆ギレされたり、グラスに注いだ男性のおしっこを飲むよう持ちかけられたり、エレベーター内で突然下半身を見せつけられたこともあるという。さらにはプロレスラー男性に身体を押さえつけられ、別の男性に胸を触られたという性暴力被害を受けたことまであったそうだ。

 港区女子の衝撃的な告白に、ネット上の視聴者は「うわー最悪なおっさんもいるんだ  金払えば何でもしていいとか思ってるのか」「普通にこれらは性犯罪なのでは……?」「プロレスラーに体抑えられるとか恐怖しかないじゃん」とドン引き。しかし、こうしたエピソードを番組では“港区であったひどい体験”という括りで紹介したに過ぎず、女性たちも深刻な受け止め方をしているようには見えなかった。

アンジャッシュ渡部にも「安全に遊べる女」の斡旋

 非常に残念な話ではあるが、港区女子のエピソードは“盛って”いるわけではないのだろう。不倫謝罪会見でまたも集中砲火を浴びたアンジャッシュ・渡部建は<デートクラブのように安全に遊べる子>を紹介されたと明かしている。その“安全に遊べる子”を、多目的トイレに呼び出して性的な奉仕をさせ、対価として1万円を渡していた。ちなみに会見において渡部は記者から「一体、誰にそういう女性を紹介されたのか?」と尋ねられたが黙秘を貫いた。

 また、リオ五輪競泳メダリスト・瀬戸大也の複数人との不倫が報じられた際には<瀬戸が通っているバーの経営者は、スポーツ選手や会社経営者などに安心して遊べるキャバクラ嬢やパパ活女子を紹介している>との話もあった。今回『ねほりんぱほりん』で港区女子は、ギャラ飲みの参加方法について<六本木や西麻布のバーの店員に連絡先を聞かれて『タクシー代が出る飲み会があるんだけど来ない?』という連絡が来る>と明かしており、渡部や瀬戸の不倫報道で明るみになった<男性に安心して遊べる女性を紹介するバー経営者>は実在するようだ。

 だが“安全に遊べる子”というのは、金さえ渡せば何をしても文句を言わず、無茶苦茶なことをさせても問題にならない対象ではない。まず、その相手も一人の人間だということを前提にすべきではないのか。

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