住宅ローン「ボーナス返済」が今年は厳しい…借り換え相談が増加傾向

文=中崎亜衣
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GettyImagesより

 すでに冬のボーナスを支給した会社は多いですが、今年はコロナ禍の影響で例年よりもボーナスが少なくなる傾向にあります。ボーナス払いをあてにして、ローンを組んでいたのに……と、ピンチに陥っている方は多いのではないでしょうか。

 オンライン住宅ローンサービス「モゲチェック」を運営する株式会社MFSが、現在住宅ローン返済中の男女481名を対象にアンケート調査「新型コロナウイルスによる、住宅ローンボーナス返済への影響」を実施し、その結果を公開しました。

 回答者のうち、住宅ローンの返済で「ボーナス払い」を選択しているという人は34.7% 。30〜50代で、年代による大きな差は見られませんでした。

 新型コロナウイルスの影響で、この冬のボーナスは昨年より減ると予想する人は業種を問わず多く、特に不動産業(21.4%)、サービス業(15.7%)、飲食業(11.1%)は「昨年より6割以上減る」「ボーナス自体がなくなる」と深刻です。

 住宅ローンのボーナス払いを選択している人への、「新型コロナウイルスの状況を受けて、ボーナス払いへの対策を検討・実行をしたか」という問いには、40代・50代で前回の調査(2020年6月)に比べて対策を検討・実行したという人が5%以上増加しています。なお30代では、前回調査時点ですでに対策を検討・実行した人が半数近くだったそうです。

 具体的な対策内容としては、「借り入れ先の金融機関への相談」(43.3%)、「他金融機関への借り換え」(32.8%)など。ただ、ボーナス払いを選択したことを「後悔している」のは13.2%です。ボーナス払いを選んだ理由としては、「毎月の返済額を減らしたかったから」(54.5%)が最多、次いで「定年までに住宅ローンを返済したかったから」(31.1%)でした。

 また、毎月の住宅ローン返済が家計の負担になっているという回答は57.5%で、前回調査より10%減少。これはすでに住宅ローン相談や借り換えなどの対策を行った人が増加したためと分析されています。

▼調査概要
調査対象:現在ご家庭で住宅ローン返済中の30〜50代男女481名(男性247名・女性234名/30代156名、40代163名、50代162名)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2020年11月24日~11月29日

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