コロナの影響で化粧品売れず…需要減で販売苦戦した商品ランキング

文=中崎亜衣
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GettyImagesより

 市場調査・マーケティングの株式会社インテージが、新型コロナウイルス感染拡大によって日用品販売にどのような変化があったかを振り返る「2020年、今年販売苦戦したランキング」を発表しました。

 1位は「口紅」で前年比44%。コロナ禍によりマスク着用が求められるようになったことが大きく影響したようです。口紅のほかにも、「ほほべに」「ファンデーション」「化粧下地」など、化粧品は5カテゴリーが10位内にランクインしており、マスクはもとより、緊急事態宣言やテレワークにより外出機会が減り、化粧をする機会が減ったことも要因と見られています。

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 一方で、化粧品でも売り上げがあまり落ちなかったのが「クレンジング」「洗顔クリーム」などの基礎化粧品。また、マスクで隠れない眉や目元はむしろしっかりメイクになる傾向もあり、「アイブロウ」「マスカラ」なども前年比80~90%台を維持しています。

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 2位は酔い止めなどの「鎮暈剤(ちんうんざい)」で前年比54%。酔い止め薬の需要減は、旅行に行く人が減ったためでしょうか。3位の「強心剤」、8位の「鎮咳去痰剤」、10位の「ビタミンB1剤」などは、海外からの旅行者がお土産として購入することが多いそうで、今年は来日客の減少に影響を受けたようです。

 また、感染症予防が徹底されるようになった今年は風邪やインフルエンザに罹患する人が大幅に減り、「総合感冒薬」の需要も下がっている模様です。

 お菓子類では11位「チューインガム」、28位「キャラメル」、29位「キャンディ」と、外出先や移動中にさっと口に入れられるタイプのものが苦戦。そのほか、12位「コンタクト用材」、14位「ミニドリンク剤」、18位「制汗剤」なども、ワークスタイルの変化、外出機会の減少が影響して、消費が落ちたと考えられ、今年の世相を反映した結果といえるでしょう。

▼使用データ/関連プラットフォーム
SRI®(全国小売店パネル調査)

・SCI®(全国消費者パネル調査)

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