『M-1グランプリ』優勝候補はおいでやすこが、ニューヨーク? 白熱する王者争い予想

文=田口るい
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『M-1グランプリ 2020』公式サイトより

 20日に生放送される漫才頂上決戦『M-1グランプリ 2020』(テレビ朝日系)。昨年はミルクボーイが“コーンフレークネタ”で大爆笑をかっさらい、史上最高得点の681点を叩き出して優勝したが、今年は誰が漫才日本一の栄光を手にするのか注目が集まっている。

 今年の決勝進出者は、以下の10組。

・アキナ(山名文和、秋山賢太)

・ウエストランド(井口浩之、河本太)

・おいでやすこが(こがけん、おいでやす小田)

・オズワルド(畠中悠、伊藤俊介)

・マヂカルラブリー(野田クリスタル、村上)

・見取り図(盛山晋太郎、リリー)

・錦鯉(長谷川雅紀、渡辺隆)

・ニューヨーク(嶋佐和也、屋敷裕政)

・東京ホテイソン(たける、ショーゴ)

・敗者復活組:準決勝で敗退した16組の中から1組

 今回のダークホースとして注目されているのが、「おいでやすこが」。

 それぞれピン芸人として活動していたこがけんとおいでやす小田だが、日本一のピン芸人を決める大会『R-1グランプリ』の出場資格が芸歴10年以内に変更になって参加権を失ったことをきっかけに、『M-1』史上初となるピン芸人同士のユニットとして出場。

 予選では、こがけんのハイレベルな歌唱力と小田の全力ツッコミを生かした“カラオケネタ”で、長年コンビを組んできたかのような息ピッタリの掛け合いを披露しており、『M-1』決勝のネタにも期待が高まっている。

 2年連続の出場となる「ニューヨーク」も優勝候補との呼び声が高い。今年の『キングオブコント』では準優勝を果たしている、勢いのあるコンビだ。昨年、ミルクボーイの優勝で“神回”となった『M-1』の現場をみているだけあって、優勝に向けて研究を重ねてきたことだろう。

 また、彼らはYouTubeチャンネル内で放送しているラジオ『ニューヨークのニューラジオ』が大好評で、メディア露出も増加中。『M-1』での結果に関係なく、ブレイク秒読みともいわれている。

 今年の出場者で、2010年代後半から活躍し、このところテレビで見ない日はない“お笑い第七世代”にあたる世代といえるのは、オズワルドと東京ホテイソンの2組。その他のコンビは30代半ばから40代で、全体的に出場者の年齢層が高くなっている傾向がある。

 『M-1』決勝を控え、優勝者予想も盛り上がっている。「お笑いナタリー」では著名人による優勝予想を特集しており、『M-1グランプリ2018』の1位から3位まで的中させたことで知られるDJ KOOは今年のトップ3を「1位おいでやすこが、2位錦鯉、3位アキナ」と予測。また、かつてお笑い芸人を目指していたという「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音は、「1位東京ホテイソン、2位おいでやすこが、3位ニューヨーク」と予想している。

 大会審査員を務めるナイツ・塙宣之は、17日のラジオ『ナイツ ザ・ラジオショー』(ニッポン放送)で、21日のゲストが『M-1』に出場する東京ホテイソンであることが発表された際、<『M-1』の次の日じゃん。優勝してたらすごいことですよ><今から言っておきます。東京ホテイソン100点つけます。月曜日盛り上げたいんでね>と宣言。その上で<ウエストランドは0点つけます。生放送で0点つくとこ見ててください。俺やってやりますから>とも明かしていた。

 そして『有吉の壁』(日本テレビ系)での芸人愛が素晴らしく、かつての内村光良のようだと言われている有吉弘行は、パーソナリティーを務めるラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN)で、優勝コンビは「まぁニューヨークでいいんじゃないかなと思ってます」と予想した。

 個々の強みを持つ出場者たちに加えて、敗者復活組もおり、今年も大乱戦になりそうな『M-1グランプリ』。16代王者は誰になるのか、しっかり見届けたい。

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