SHELLY「どうやって妊娠したんだよって!」炎上から3年、性教育専門のYouTubeチャンネルでやりたいこと

文=千葉佳代
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 タレントのSHELLYがYouTubeチャンネルを開設。「性教育」をテーマに発信していくことを宣言している。初回の動画でSHELLYは「みんなと一緒にセックスの話をしたいと思います!」「でも、エロエロチャンネルじゃないぞ。期待してなかった?」と、にっこり微笑んだ。

 チャンネル名は「SHELLYのお風呂場」。なぜかというと、娘とのコミュニケーションの場がお風呂場であるからだという。

 娘が2人いるSHELLYは、子どもたちと自分の体の話やプライベートゾーンの話をお風呂場でする。SHELLYは「小さなうちから自分の体をしっかり認識して、お互いのことをちゃんと大事にしようねって。大事にしてくれない人がいたら、ちゃんと教えてね」と子どもに言い聞かせているそうだ。

 性教育に携わる有識者も、「お風呂場は性教育をするのにすごく適している場所ですよ」と提唱しているらしく、SHELLYはお風呂場を「裸と裸の付き合い」ができて「一番、素になれる、オープンになれるところ」だと思い、チャンネル名を「SHELLYのお風呂場」にしたのだという。

「心を裸にして付き合っていける。本音の話、リアルトークをどんどんできる場所にしていきたいなあ」

 実は、SHELLYがタレントの仕事をしたいと思った大きなきっかけは、「いつか10代、20代の若い女性を集めて、性教育イベントをやりたい」という考えからだったという。30代になって、ようやく性教育に足を踏み入れることができるようになった。YouTubeを選んだのは、自分の思っていることをいっぱい発信できる場所だと思ったためだ。

 SHELLYが性教育に取り組む理由は、若い女の子たちにもっと自分の人生や自分の選択肢などを自分で考えられるように、自分が人生の舵を取っている感覚を持ってほしいからだそう。その「自分の選択」を持てるようになるのに必要な知識の根本が性教育なのだとSHELLYは語った。

「セックスがきっかけで後悔すること、後戻りできなくなることが人生で起きないように若いみなさんにちゃんとした正しい情報を、いっぱい武器を渡していきたいなっていうのがこのチャンネルの目的です」

 コメント欄には、周りの友達が性に関する話をしていたときに、自分の考え方を馬鹿にされた経験のある女子高生や、性教育に対して苦手意識を持っていた人などから、応援のコメントがたくさん書き込まれた。高評価は99.3%。多くの人がSHELLYの発信する性教育に期待している。たとえばこんなコメント。

<「ちょっと恥ずかしい、人と共有しにくい話」みたいな認識が多くの人にあるように個人的には感じています。なのでテレビで活躍されているSHELLYさんが動画で性についてお話ししてくれることがみんなの性教育に対する認識の変化につながっていったらいいなと思います>

炎上しやすいYouTubeでの「性教育」、吉と出るか

 過去には、SHELLYの率直な物言いが炎上の種となることもあった。17年にレギュラー番組の『Wの悲喜劇〜日本一過激なオンナのニュース〜』(Abema TV)で共演した産婦人科医から、妊婦に必要な内診や、エコー器具を入れることができない女性がいると聞いたときに『どうやって妊娠したんだよって!』とツッコんでしまい、「ナイーブな女性もいる」「想像力が足りない」と炎上したのだ。

 YouTubeは自分の言いたいことを発信できる反面、編集作業も含め自分で「Goサイン」を出せてしまう。コメント欄でユーザーとの距離も近く、炎上しやすいプラットフォームと言える。それを逆手にとって、わざと炎上させるタイプのYouTuberものさばるほどだ。

 性教育はとても大事なことだ。しかし非常にセンシティブな内容も含まれるため、「言いたいこと」が誤解なく伝わるよう、丁寧にコンテンツを届けていってほしい。

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