
GettyImagesより
カンタン転職サービス「bosyu Jobs」が、求職者と中途採用を行う企業を対象に、転職活動での書類選考に関する実態調査を実施し、その結果を公開しました。
その調査によると、およそ6割の企業が「求職者1人あたりにつき5分未満」で書類選考を実施しているようです。
書類選考時に一番注視している項目は「職務詳細」55.9%、「活かせる経験・知識・技術」19.1%。一方、職務経歴書等で注視していない項目は、「志望動機」55.6%、「資格」46%、「自己PR」38.1%。一生懸命考えて書いた「志望動機」がそれほど重要視されていないとは……
求職者側は当然、書類作成に時間を割いています。書類作成にかける時間は「5時間未満」51.1%、「10時間未満」19.1%。中には「20時間以上」9.6%という人も。
書類作成で一番労力をかけた項目は、「職務詳細」33.7%、「活かせる経験・知識・技術」20.2%、「職務要約」15.4%、「志望動機」11.5%。どの項目にもまんべんなく労力を費やし、なんとか書類選考を通過すべく自己アピールを捻り出しているようです。ただ、志望動機よりも、現在やこれまでの職務詳細に注力し、「いかに今回の求人要件にフィットした人材か」をアピールした方が良いのかもしれません。
▼調査概要
調査方法:「bosyu Jobs」でのアンケート調査
有効回答数:求職者側104人、企業側69人
調査実施日:2020年11月26日〜12月10日
調査主体:株式会社キャスター