キャッシュレス決済の普及が加速、普及率は10年前の2倍に

文=中崎亜衣
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GettyImagesより

 キャッシュレス決済への社会的な対応が遅かった日本ですが、小銭やお札の受け渡しを避けたいコロナ禍ということもあって、急速にキャッシュレス決済を利用する消費者が増えつつあるようです。

三井住友カード株式会社の自社メディア「Have a good Cashless.いいキャッシュレスが、いい毎日を作る。」が、20~60代の男女500名を対象に「世代別キャッシュレス決済の理解度についてのアンケート」を実施し、その結果をまとめて公開しています。

 そのアンケートではまず、以下の項目から「キャッシュレス決済でないもの」を選ぶという設問が。

1:習い事の月謝を現金(手渡し)で支払う
2:水道料金を口座振替で支払う
3:八百屋で大根をQRコードで購入する
4:電子マネーで電車に乗る
5:コンビニでおでんをクレジットカードで購入する
6:この中にキャッシュレス決済じゃないものはない
7:わからない

 この中で「キャッシュレス決済ではないもの」は、「1:習い事の月謝を現金(手渡し)で支払う」です。しかし回答者全体の正解率は39.8%で、「2:水道料金を口座振替で支払う」も選んでしまう人が多かったとのこと。スマホが普及する前から根付いていた「銀行口座からの引き落とし」も、実際にはキャッシュレス決済なのです。

 続いて、税金のキャッシュレス決済について。一つだけ正しい記述があるのですが、どれだかわかりますか?

1:全ての税金をキャッシュレス決済で支払うことができる
2:キャッシュレス決済で支払うことができる税金もある
3:税金はキャッシュレス決済で支払うことは出来ない
4:わからない

 正解は「2:キャッシュレス決済で支払うことができる税金もある」でした。国税はクレジットカード納付が可能、固定資産税や自動車税といった地方税もキャッシュレス決済を取り入れている自治体があります。

 各年代の正解率を見ると、どの年代も半数程度の人が「キャッシュレスで決済できる税金もある」ことを知っているようです。

 2019年の日本のキャッシュレス比率は、26.8%。2019年時点で、日本のキャッシュレス決済普及率は3割未満でした。やはり少ないのですが、2009年時点での普及率は12.3%でしたから、10年間でようやく2倍以上になったということですね。

▼調査概要
調査タイトル:世代別キャッシュレス決済の理解度についてのアンケート
調査方法:インターネットリサーチ
調査期間:2020年11月5日
調査対象:20~60代の一般男女(三井住友カード保有有無問わず)
有効回答:500サンプル

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