
Snow Man「Grandeur」
ジャニーズ事務所に所属するタレントたちの間で、新型コロナウイルスの感染が広まっている。これまでHey! Say! JUMP・伊野尾慧、関ジャニ∞・大倉忠義、Kis-My-Ft2・千賀健永、NEWS・加藤シゲアキと小山慶一郎らの感染が報告されていたが、12月4週めに入ってから一気に増加した。
12月21日にSnow Man・宮舘涼太、22日に風間俊介、23日にジャニーズJr.内のグループ・Travis Japanの中村海人、24日にジャニーズJr.内のグループ・IMPACTorsの椿泰我、影山拓也、鈴木大河が新型コロナウイルスに感染したことを、ジャニーズ事務所はそれぞれ発表している。年末のテレビやラジオ、様々な番組への出演が続いている他のタレントたち、たとえば嵐やKinki Kids、King & Prince、SixTONESのメンバーなどもいつ体調を崩すかわからない。プレッシャーとストレスで張り詰めた状況の中、仕事をこなしていると見られる。
コロナ感染発覚で特に活動への影響が大きかったのはSnow Man。宮舘のコロナ感染を受けて、メンバーやマネージャーがPCR検査を実施した結果、全員陰性ではあったものの、残りのメンバー8人が濃厚接触者に該当。隔離生活による経過観察が必要となり、グループは一定期間活動を休止することになった。大みそかの『NHK紅白歌合戦』にグループ単独での初出場が決まっていたSnow Manだが、出場辞退は止むを得ないことだった。
Snow Manは『紅白歌合戦』を始め、年末年始にはさまざまな活動が予定されていた。急遽活動休止となってしまったことでメンバーが茫然自失となっていることは想像に難くなく、そのメンタルを心配しているファンも多い。
そんな中、ジャニーズ事務所は24日に公式サイトで、コロナ感染予防対策に加えて、所属タレントやスタッフのPCR検査を連日行っていることを報告しつつ、このようにアナウンスした。
<連日、陽性者並びに濃厚接触者に該当するタレントが出てくる中で、一部の方からではございますが、感染したタレントへの理由なき誹謗中傷とも取れる投稿・コメントなども散見されますことから、くれぐれも真実に基づかない投稿・コメントなどはお控えいただきますよう、よろしくお願い申し上げます>
実際、宮舘のコロナ感染や、Snow Manの『紅白歌合戦』出場辞退が発表された際に、SNSでSnow Manを“ブスノ”と揶揄するアンチのユーザーが、「舘様コロナでよかった」「もしかしてブスノ紅白出れるレベルじゃないの自覚して自らコロナかかりにいった?それなら見直した」「ブスノ辞退おめでとう」「辞退とかざまあとしか言いようがない」などといったツイートを発信していた。
全国的にコロナの感染者数は増加傾向にあり、いつ誰が感染してもおかしくない状況の中、感染者が差別を受けたり、自責の念に駆られてメンタル不調に陥るケースも少なくない。
8月に夫である爆笑問題・田中裕二とともにコロナに感染したタレントの山口もえは、12月12日に放送された『中居正広のニュースな会』(テレビ朝日系)に出演し、感染した当時について<私は症状はそんなにつらくなかったんですけど、精神的な気持ちのダウンが半端なくて><食べられず、飲めず、眠れず。もう本当に夫の仕事に穴を開けてしまった、子どもの学校を休まなきゃいけない、もう私はなんてことをしてしまったんだろうっていう。すごくもうブルーでした>と明かしている。
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