コロナ禍の年末年始休暇「外出予定ない」62%  帰省も初詣も初売りも自粛傾向

文=中崎亜衣
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GettyImagesより

 総合転職エージェント・株式会社ワークポートは全国の転職希望者777人を対象に、「年末年始休暇」についてアンケート調査を実施し、その結果を公開しました。

 年末年始休暇の外出予定があるかを聞くと、「はい」38.0%、「いいえ」62.0%。例年の年末年始は帰省、カウントダウンイベント、初詣、初売りなどで大勢の人が集まりとても賑わいますが、今年は「密」を避けるため、外出せずに自宅で過ごす人が多いようです。

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 外出予定のある回答者295人の行き先は、「帰省」44.7%が最多、次いで「初詣」35.9%、「ショッピング」33.2%。新型コロナウイルスの感染拡大が収束しておらず、イベントも多くが中止されているからか、不特定多数の人が集まる「コンサート・ライブ・観劇」「テーマパーク・遊園地」を選択した人は少数でした。

 今年の年末年始、「例年の過ごし方と異なることはあるか」の質問には、「はい」46.8%、「いいえ」53.2%。

 新型コロナウイルスが収束していないため「帰省を控える」という人は多く、そのほかにも「例年は旅行しているが、新型コロナウイルスの影響で控える」「海外に行けない」「コロナ禍のため、初詣等の外出は控える予定」「親戚で集まらない」「福袋も店舗に行かずにネットで注文」「忘年会、新年会などは一切なし」など、旅行や外出を自粛するという声が寄せられました。

 一方で、飲食店などで働く人からの「いつも年末年始は休みではないが、新型コロナウイルスの影響で店舗ヘルプがなくなり休める」という声もありました。

 「年末年始休暇について、会社でルール変更があったか」という質問には、「はい」8.0%、「いいえ」53.2%、「わからない」38.9%。ほとんどの人が勤務先のルールは変更なし、もしくは未定のようです。

 ルール変更の内容については、「1月8日までの有給休暇取得の強い推奨」「新型コロナウイルスの影響で分散休暇の実施」など有給休暇の取得推奨や分散、「海外渡航の禁止、国内旅行の旅行先報告」「県外の往来を控える。場所によっては禁止」など移動の禁止や報告などでした。

 「今年の年末年始休暇について、会社に対する要望」は、「分散取得を推奨してほしい」「12月28日から1月10日まで年末年始休暇がほしい」など休暇にまつわる意見があがりました。接客販売業の人たちからは「年末年始営業をやめてほしい」「初売りの期間をずらしてほしい」という悲痛な声のほか、「年末年始だけでも給料を少しだけあげてほしい」と待遇改善を求める声も寄せられました。

 また、「コロナ禍を踏まえてどのように対応するのか、早く明確化してほしい」「日本国として休暇延長の話も出ている一方で会社として何も方針がないので、柔軟に対応できるように経営が宣言してほしい」など、方針の明確化を求める声も出ています。いずれももっともな意見ですね。

▼調査概要
調査内容:年末年始休暇について
調査対象者:株式会社ワークポートの転職サービス「転職コンシェルジュ®」を利用している全国の転職希望者(20~40代の男女)
有効回答:777人
調査期間:2020年12月8日~12月15日
※本調査は全国対象のGoToトラベル事業停止が発表される前に行われました。

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